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旅行系スタートアップのDeeper Japanが、新たに豊岡エリアをオープン。城崎温泉や出石を中心に。地域の事業者、但馬信用金庫、ディーパートラベル社で地域課題の解決へ。

⽇本各地の職⼈やアーティスト、⾃然ガイドと連携し、訪⽇外国⼈向け伝統⽂化体験オンライン予約サービスを提供する
Deeper Japan(本社:東京都世⽥⾕区/代表 ⽯川光)は、但馬地域を中心とした8市2町を営業区域とする但馬信用金庫(理事長:森垣裕孝、所在地:兵庫県豊岡市)と連携し、城崎温泉・出石を中心に、新たに豊岡エリアをオープンさせる運びとなりました。

豊岡は、コウノトリが悠然と大空を舞うその全域がユネスコが認定する山陰海岸ジオパークに含まれていることからもわかるように、海、川、山に囲まれたとても自然豊かな地です。その上で、城崎温泉や出石に代表されるような歴史ある街では、自然と共生しながらに育まれてきた文化があり、訪れる人々に豊かさを届けています。

Deeper Japan 豊岡エリア

https://deeperjapan.com/toyooka

  • 第一弾として、6商品をラインナップ

豊岡エリアでは第一弾として、松葉ガニの競り見学とカニのフルコースディナーをセットにした体験商品や、由緒あるお寺での坐禅体験、コウノトリが暮らす湿地での自然観察体験など、6つの体験をラインナップいたしました。

競り見学&カニのフルコース プライベートディナー

豊岡は、山陰らしい海岸線に複数の漁港を構えています。いずれも松葉ガニに代表される日本海のカニの有数の産地です。この体験では、早朝の漁港で地元の鮮魚店店主の案内でカニの競りを見学します。夕食は、地元の専門店で松葉ガニを贅沢にフルコースで味わうプライベートディナーをお楽しみいただきます。

コウノトリが暮らす湿地での自然観察体験
日本では一度は絶滅してしまったコウノトリですが、野生最後の集団は豊岡市にいました。その後、豊岡の人々は海外からコウノトリを迎え、人工飼育で大切に守ってきました。コウノトリが生きていくためには、豊かな自然環境が必要です。コウノトリが暮らす環境を観察することで、人間との共生をテーマに、豊岡の人々の暮らしや歩み、文化が浮かび上がってきます。

麦わら細工 工房見学
ミリ単位の細かさで色鮮やかに表現された、幾何学模様や滑らかな曲線を表現する「麦わら細工」は、「わら」のイメージからは想像できないほど繊細で華やかな伝統工芸品です。この繊細な仕事を、職人の解説を受けながら間近で見学することができる時間は特別なものとなることでしょう。

出石そば 蕎麦打ち体験
江戸時代中期に、お国替えにより信州上田藩の仙石氏(仙石政明)が出石藩主となりました。その際、仙石氏と供に信州から来たそば職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ誕生したのが、出石そばです。現在では、出石焼きの小皿に乗せて提供される「皿そば」として愛されています。蕎麦打ち体験の締めくくりには、自分が打った蕎麦と職人の蕎麦を食べ比べます。

出石の歴史街歩きと和菓子作り体験

古都出石にて、大正年間創業の老舗和菓子店の職人が、いちから教えてくれる和菓子作り体験です。街の歴史と共に歩んできた和菓子店の歴史を伺うと、出石の人々の生活が浮かび上がってくるようです。体験の後には、出来上がったお菓子を携えて特別な茶室へ向かい、お抹茶と共にいただきます。和菓子を通して古都出石の歴史を体感する体験です。

坐禅と斎座体験
1300年代に開山され、出石の街並みを見守るように位置するお寺で、坐禅の体験をします。見事なお庭は季節によって驚くほどその表情を変えます。特に秋の紅葉深まる時期は、格別の風景です。坐禅の後には、竈で炊いた地元但馬産の無農薬のご飯と無農薬大根の沢庵漬けなどのお食事をいただきます。

  • 豊岡の観光における地域課題の解決へ

城崎温泉地区を中心に年々外国人旅行客は増えているものの、言語の壁の問題からなかなか外国人旅行客が地域の魅力に触れてもらう機会を創出しきれていません。また、多様な観光資源がありながら、二次交通の課題もあり、なかなか周遊性が上がっていない現状もあります。Deeper Japanは、隠れた文化を見つけ出し、魅力ある体験商品としてコンテンツ化し、ここに来なければ体験できないものを提供することで課題の解決に貢献します。

  • 但馬信用金庫、ディーパートラベル社 コメント

<但馬信用金庫 常務理事 宮垣健生氏>
兵庫県の日本海側に位置する「豊岡エリア」をオープンいただき、大変嬉しく思います。豊岡エリアには城崎温泉や城下町出石、神鍋高原、竹野海岸、鞄産業、コウノトリなど様々な地域資源があります。今回、ディーパートラベル様のノウハウで当地の資源を磨き上げていただき、素敵なツアー商品を複数制作いただきました。今回のエリア開設をきっかけに、今後も豊岡エリア周辺のさらなる商品開発に繋げるべく、引き続き当金庫も連携してまいります。

<ディーパートラベル社 代表取締役 石川 光>
初めてコウノトリ但馬空港に着陸する際に、連なる山々の中に突如として街が現れた光景を、とても印象的に覚えています。海、山、川、歴史、食べ物、本当に多様な魅力を持った豊岡エリアで、新たな商品群をリリースさせていただけることを大変嬉しく思っております。但馬信用金庫の皆様には大変細やかにご協力いただいてまいりました。隠れた文化を発掘し、文化体験・自然体験商品として形にしていくことで、広域的にその地域の魅力を発信するお手伝いになれば幸いです。今後も継続的に商品開発をして参りたいと存じます。

  • Deeper Japan について

Deeper Japanは、訪⽇旅⾏客が通常はアクセスするのが難しい⽇本の伝統⽂化体験を、簡単にオンラインで予約ができるサービスです。質の⾼い⽂化体験や自然体験を厳選し、最前線で活躍する職⼈やアーティストと直接提携することで、⾔語や⽂化、価値観の違いを越え、旅を通した異なる⽂化間の相互理解、伝統と多様性の保全、共感と寛容に満ちた社会を⽬指します。対象を原則として少⼈数のゲストに絞り、⼤⼈数向けの画ー的な体験ではない、職⼈とゲストがより深く接する時間を提供します。 また、独⾃に採⽤し研修を重ねた通訳ガイドが同⾏することで、可能な限りゲストの⺟国語での通訳を⾏っています。

新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた訪日インバウンド旅行業界においては、昨年10月の訪日旅行解禁から徐々に復活の兆しを見せています。Deeper Japanにおいても、右肩上がりで増加する需要に応えるべく予約対応チームの増強が急務であり、社内システムのアップデートおよび採用の強化を進めてまいりました。この度、カスタマーサポートチームのリモートでの業務を導入し、海外においても採用をいたしました。国内のコミュニケーションを担当するチームと連携しながら、業務を進めています。また、今後も加速度的な増加傾向にある需要に対応するべく、さらに採用を進めていく予定です。

Deeper Japanは、東⽇本⼤震災で壊滅的被害を受けた岩⼿県陸前⾼⽥市で主に⺠泊事業を⾏うNPO法⼈マルゴト陸前⾼⽥や伝統的⼯芸品産業振興協会、⼤宮盆栽村協同組合、各地の⾃治体や観光協会らとも連携し、地⽅活性化や⽇本の伝統⼯芸の保存を積極的に⽀援しています。Deeper Japanのゲストは、およそ8割が欧米豪からの個人旅行客です。

今後の展望として、サービスの海外展開を予定しています。Deeper Japanのコンセプトである、⾔語や⽂化、価値観の違いを越えて、旅をいかに充実したものにさせられるか、を日本以外でも追求し、旅行客に提供すべく事業を加速させて参ります。

<運営会社概要>

【会社名】 ディーパートラベル株式会社

【代表者】 代表取締役 ⽯川 光

【会社設⽴】2021年7⽉

【URL】https://www.deeperjapan.com/

<本件に関するお問い合わせ>

【広報担当者】 江⼝ 哲史

【TEL】 050-3696-0903 / 090-4533-3732(携帯)

【E-mail】 info@deeperjapan.com

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