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飛鳥時代から続く日本の伝統木工技術「組子」で取り組む気候変動対策が評価され、環境系コンテストでダブル受賞しました。

伝統木工技術「組子」で木製建具を製作している株式会社タニハタ(富山市)では、2011年より環境問題に取り組んでいます。
職人達と知恵を出しあって地球と共存できるモノ づくりを行うこと、それがタニハタが「今」やるべきことだと考え、ひとつひとつ実行しています。

 

今回下記の2つの賞を受賞しました。

●気候変動アクション環境大臣表彰

 

環境省では、気候変動対策推進の一環として、顕著な功績のあった個人・団体をたたえるため、「気候変動アクション環境大臣表彰」を行っています。前身の”地球温暖化防止活動環境大臣表彰”から数えて過去23回の歴史がある表彰制度です。
タニハタの活動タイトルは<伝統木工技術「組子」で取り組む気候変動対策>。
普及・促進部門(気候変動を防止する活動等)にて受賞しました。
http://www.env.go.jp/press/110178.html

 

●ウッドデザイン賞

日本では、戦後造成した人工林が本格的な利用期を迎えており、国産材の積極的な利用を促進していくことが重要です。手入れしない森林は台風や大雨の被害をうけて、土砂災害を起こしやすくなります。また、成長した木を伐採し、若木を植え育てることで森林全体のco2吸収は高まります。

「ウッドデザイン賞」はそんな国産材を使い、その良さや価値を再発見できる製品や取組について、特に優れたものを評価し表彰する顕彰制度です。

 

 

審査委員長にはプロジェクト・デザイナーの赤池学氏、世界的な建築家である隈研吾氏など、第一線で活躍する専門家が審査委員をつとめています。
https://www.wooddesign.jp/judge/

今回タニハタオリジナルの組子「麻の葉ちらしシリーズ」がライフスタイル部門にて奨励賞(審査委員長賞)を受賞しました。

 

※受賞式は12月8日(水)PM12時30分
東京ビッグサイトにて行われます。

https://www.tanihata.co.jp/weblog/2021/11/6223/

 

伝統木工技術「組子」は、古くて小さな日本の技術ですが、これからも職人達と共に胸を張って「100% made in Japan」と言える組子製品を海外に届ける活動を行っていきます。

 

 

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