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2022年唐奨受賞者ー世界に安定をもたらす6人の声

 

2022年唐奨受賞者

 

AsiaNet 96589 (1428)

 

【台北2022年6月22日PR Newswire=共同通信JBN】COVID-19の発生以来、全世界で5億3000万人以上の感染者が報告されている。ウイルスは依然として多くの国で猛威を振るっており、世界はサプライチェーンの混乱や10年来の高インフレに見舞われ、地域紛争による食料・燃料価格の高騰がこれに拍車をかけている。国際社会における政治的緊張は、どの国も上記のような逆境の影響を免れないことも意味している。さらに、欧州連合(EU)の炭素国境調整措置(CBAM)が2023年に経過措置付きで実施される予定で、米国、英国、日本も間もなく追随すると予想されている。2050年までにネットゼロを達成するというプレッシャーに対し、各国政府はどのように対応するのだろうか?6月18-21日まで行われた4回の記者会見で新たに発表された6人の「2022年唐奨(Tang Prize)」受賞者は、いずれも人類文明の発展と人類の幸福の向上のために無私の献身を行った人々である。従って、彼らの各分野における卓越した貢献と洞察に満ちた見解が、現在重大な局面を迎えている世界に安定と新たなチャンスをもたらし得ると、われわれは心から信じている。

 

2022年、「唐奨の持続可能な開発賞」(Tang Prize in Sustainable Development)はジェフリー・サックス(Jeffrey Sachs)氏に授与された。3人の国連事務総長の特別顧問を務めた世界的に著名な経済学者であるサックス教授は現在、コロンビア大学持続可能な開発センター所長、国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)代表を務めている。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の策定と推進に重要な貢献をし、選考委員会からは「学際的な持続可能科学をリードし、村から国へ、そして世界へと適用していく多国間運動を生み出した」ことが評価された。

 

「バイオ医薬科学賞」(Prize in Biopharmaceutical Science)は、SARS-CoV2 mRNAワクチンの開発で重要な役割を果たし、選考委員会から「ワクチン学の重要な概念とアプローチを発見し、mRNAベースのCOVID-19ワクチン開発を成功に導いた」と評された3人の科学者Katalin Kariko、Drew Weissman、Pieter Cullisの各氏に授与された。3人の受賞者の画期的な発見と独創的アプローチは、SARS-CoV-2に対するワクチン開発を迅速に成功させる鍵となった。Kariko博士とWeissman博士はmRNAの免疫原性を低下させる方法を発見したことが、Cullis教授はmRNAワクチン送達用の脂質ナノ粒子を設計したことが評価された。

 

「中国学賞」(Prize in Sinology)は、「生まれ持った可視化技能とその熟達により、中国文明の芸術品、工芸品を読み解いた。古代の物の世界に声を与えることで、多くの世代に物を見るときの見方を教え、その鋭敏さと膨大な視覚学習によって、無言の物の系統、変容、移動の世界に新たな知見をもたらした」Dame Jessica Rawson教授に授与された。

 

彼女の功績は、文字以外にも、世界の美術品や工芸品を読み解くことによって、遠く離れた古代社会とその信仰や交流を解釈し理解することができる別の才能、別の技能があることを示したことである。Rawson教授は、中国の青銅器やヒスイ、古墳の研究において、そして特に華中とその近隣の人々との交流において、このアプローチを採用してきた。要するに、中国と内陸アジアの考古学における彼女の独創的かつ先駆的な業績は、東洋と西洋の初期の接触と交流に関するわれわれの理解を大きく変え、広げたのである。

 

Cheryl Saunders教授は、「比較憲法学への先駆的な貢献、特にアジア太平洋地域における憲法制定に関する研究」に対して、「法の支配賞」(Prize in Rule of Law)を受賞した。選考委員会は、彼女が「しばしば困難な状況下で、憲法制定運動を鼓舞し助言するために自らの学識」を活用し、「国内外の学者や政治家との積極的な交流、対話、協力を通じて、一貫して比較憲法学の境界を押し広げている」として、その仕事ぶりに賛辞を送った。

 

メルボルン大学法学部初の女性教授となったSaunders教授は、オーストラリア勲章、オーストラリア・センテナリー・メダル 、フランスのレジオンドヌール勲章を授与され、コルドバ国立大学からは名誉博士号を授与されている。現在はメルボルン大学名誉教授であるSaunders教授は、比較憲法研究のパイオニアであると同時に、学術的実践者でもある。比較憲法研究への包括的アプローチを特に重視し、世界中の憲法の経験を思考に取り入れることを提唱、欧州や北米での発展に焦点を当てるだけでなく、比較憲法研究の視野を広げている。

 

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(画像説明:2022年唐奨受賞者)

 

ソース:The Tang Prize Foundation

 

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