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加賀RICH NEWS 2022 9-10月号

 石川県は一般的に加賀と能登の二手に分かれており、その加賀エリアの中でも金沢より南のエリア、加賀市、小松市、能美市、川北町、白山市、野々市市、の6市町を『加賀の國』と呼んでおります。『加賀の國』にはリッチな素材がたくさんあります。そんな『加賀の國』の自然、食、文化といった旬の魅力を毎月お届けします。
 

加賀の國の秋のイベントがRICH!

加賀の國は秋もイベント盛りだくさん
一度は行きたい秋祭り・イベント特集

①伝統工芸「九谷焼」の祭典 KUTANism(クタニズム)
 10月15日(土)~12月11日(日)開催

 ⽯川県が誇る伝統⼯芸「九⾕焼」の魅⼒を世界に伝える芸術祭「KUTANism(クタニズム)」を、九⾕焼の産地である能美市・⼩松市を舞台に開催いたします。2019年に始まったKUTANismは、今年で4回⽬。本年は「産地を、旅する。」をテーマに、⾊あざやかな焼き物「九⾕焼」を⾒る、知る、めぐる、様々なプログラムをお届けします。詳細はHPをご覧ください。
【HP】https://kutanism.com
■KUTANism詳細
■名工選「NEXT九谷 vol.Ⅳ」展(九谷焼の作品展)

【日時】2022年10月15日(土)~12月11日(日) 9:00~17:00(入場は16:30まで) ※月曜日休館
【場所】 KAM能美市九谷焼美術館|五彩館|(石川県能美市泉台町南56番地)
【料金】 大人430円(20名以上の団体は370円)
    75歳以上320円、高校生以下無料 ※障がい者と介護者1 名は無料
■クタニの道具展(九谷焼のウラガワ公開)
【日時】2022年10月15日(土)~12月11日(日) 10:00~17:00(入場は16:30まで) ※水曜日休館
【場所】九谷セラミック・ラボラトリー(石川県小松市若杉町ア91番地)
【料金】 大人300円、学生(高校生以下)150円 ※障がい者と介護者1 名は無料

 

②小松市内の工芸品、石材などの工場を見学できる 

 GEMBAモノヅクリエキスポ 11月3日(木)~11月6日(日)開催

 GEMBAモノヅクリエキスポは、⽯川県⼩松市内の普段は⾒ることができない⼯場や⼯房を⼀⻫開放し、⾒学はもちろん、職⼈と⼀緒にものづくり体験などもできるオープンファクトリーイベントです。GEMBAモノヅクリエキスポ2022では、「ちょっと、聞いてよ。俺たちの話」をテーマに、35社のものづくり企業の参加が決定。期間中は「当社の製造⼒を活かして新しい商品⼀緒につくれないか」や「うちの⼯房の後継者にならないか」といった、本イベントでしか楽しむことができない合計50の特別な⾒学・体験コンテンツを、⼩松市内の各⼯場や⼯房でお楽しみいただけます。

【開催場所】石川県小松市内の各事業所
【料金】各プログラムに準ずる ※予約開始:10月初旬予定
【詳細】 https://gemba-project.jp/

③九谷焼に触れる特別な2日間 九谷陶芸村まつり(秋の茶碗まつり)10月15日(土)~16日(日)開催

 KUTANism(クタニズム)開幕時に能美市会場にて九谷陶芸村まつり(秋の茶碗まつり)が開催されます。特設テントでは九谷焼の販売や飲食ブースが並び、掘り出し物や逸品が発見できる九谷焼に触れる特別な2日間。楽しいイベントが盛りだくさんです。

■九谷陶芸村まつり(秋の茶碗まつり)詳細
【開催場所】 九谷陶芸村(石川県能美市泉台南22番地)
【時間】9:00~16:00
【お問い合わせ】九谷陶芸村まつり(秋の茶碗まつり)実行委員会
        TEL:0761-58-6656
【最新情報】https://kutani-shoukumi.or.jp/festival/

④小松市どんどんまつり10月9日(日)3年ぶり開催

 どんどんまつりは小松駅周辺で行われる小松の名物的お祭りです。大太鼓のどんどんという音に合わせて、どんどん集まろう、どんどんこの町の産業や文化を発展させようという市民の願いが込められています。グルメブースをはじめ、どんどん音楽祭や茶会・工作・体験コーナーなど、色々な催し物が開催されるなど目白押しです。秋の思い出として景気よくどんどんまつりに参加してみてはいかがでしょうか。
【期間】2022年10月9日(日)
【場所】こまつ芸術劇場うらら ほか
【お問合せ】第46回小松市どんどんまつり実行委員会事務局
TEL:0761-21-3121
 

⑤鶴来ほうらい祭り  10月8日(土)~9日(日)開催

 ほうらい祭りは白山市鶴来地区の産土神(うぶすなかみ)である金劔宮(きんけんぐう)の秋季祭で、神輿を先頭に獅子方と造り物が随行し、町内を練り歩く祭りとなっており、8百年を超える歴史があるといわれています。棒振り(獅子方)と各町内で毎年製作する「造り物」が目玉の一つで、身の丈およそ5mもある巨大な人形を載せた造り物は迫力満点です。

【期間】2022年10月8日(土)~9日(日) 
【場所】石川県白山市日詰町巳ほか
【お問合せ】白山市観光課 TEL: 076-274-9544

⑥やましろナイトプロムナード 10月1日(土)~開催

 加賀の國が誇る温泉地、山代温泉にて期間限定で行われているやましろナイトプロムナードは、山代温泉のシンボル「湯の曲輪」につながる温泉通りが、期間限定でプロジェクションマッピングにより光り輝くイベントです。通り一面が幻想的な光で照らされる他、和太鼓との饗宴等、音と光のコラボレーションを楽しむことができます。

【期間】2022年10月1日(土)~ 11月23日(水) ※雨天中止
【時間】 20:20~21:20
【場所】山代温泉通り中ほど(葉渡莉旅館前)
【お問合せ】山代温泉観光協会 TEL: 0761-77-1144

⑦ IKERU NONOICHI2022 11月11日(金)~開催

 11月11日(金)から23日(水・祝)までの13日間、野々市市で「IKERU NONOICHI(イケル ノノイチ)」と題したイベントが開催されます。第2回目の今回は「歴史資源」「特産品」「災害時」「まち歩き」のアップデートをテーマに、歴史資源や公共施設等が集積する「北国街道エリア」を中心に、埋もれている地域資源や活動に光を当て、クリエイティブにアップデートして感性を刺激します。野々市に住まう人も、市外・県外の人々も「行ってみたい」から「住んでみたい」と思えるような野々市の魅力を発信します。

【期間】2022年11月11日(金)~23日(水・祝)
【場所】にぎわいの里ののいち カミーノ、重要文化財 喜多家住宅、ほか
【お問合せ】(一社)野々市市観光物産協会 TEL:076-248-7332 
【HP】http://www.nonoichi-kanko.jp

加賀の國の自然がRICH!
紅葉の穴場から名所まで!魅力満載の秋の加賀の國を紹介!
秋に訪れたい 加賀の國おすすめ紅葉スポット 8選

■那谷寺/小松市

 那谷寺は白山信仰の寺として養老元(717)年に創建され、1300年以上の歴史を持っています。また、石川県有数の紅葉の名所としても知られ、例年11月上旬~下旬に見頃を迎えます。見頃を迎えた那谷寺は多くの来園者で賑わいます。見どころは、展望台から眺める奇岩遊仙境の展望は絶景で、岩肌と紅葉の織りなす風景は、角度によって様々な表情を見せるので、長くじっくりと楽しめます。

【住所】石川県小松市那谷町ユ122
【アクセス】富山方面から→小松ICで降りて約30分
      福井方面から→加賀ICで降りて約30分
【HP】https://natadera.com/

■鶴仙渓/加賀市

 山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷で、その美しさは北陸随一と言われます。約1.3kmの渓谷沿いの区間は遊歩道が整備され、川を眺めながらゆっくり歩くことができます。総ひのき造りの風情あるこおろぎ橋や、S字型の斬新なデザインのあやとりはし重厚なアーチ形の石橋である黒谷橋などの人気観光地も、紅葉深まる秋にはより一層美しい姿を楽しめます。

【住所】石川県加賀市山中温泉河鹿町
【アクセス】JR加賀温泉駅から約10.6Km
      北陸自動車道片山津ICから約15.9Km
      北陸自動車道加賀ICから約12.2Km
【HP】https://www.tabimati.net/spot/detail_184.html

■白峰県道白山公園線沿線/白山市

 白山市の白峰県道白山公園線沿線の紅葉は、10月下旬~11月上旬から色づきが始まり見頃を迎えます。モミジ・カエデ類、ブナ、カツラ、ツタウルシなど多くの木々が紅葉し、秋のドライブに最適なスポットです。

【住所】白山市白峰
【アクセス】電車:JR線金沢駅からからバスで約120分
      車:北陸自動車道白山ICから約60分

■吉野工芸の里/白山市

 白山の麓にある吉野工芸の里は、陶芸・木彫・和紙・ガラスなどの先鋭の工芸作家たちが活動しています。 11月下旬頃にはモミジがきれいに色づき見頃を迎えます。建物奥にあるヤナギの緑と黒壁の家、その奥の山の錦色と、色とりどりな風景を楽しめます。

【住所】石川県白山市吉野春29
【アクセス】白山ICから国道157号線を南へ50分
      金沢駅から60分松任駅から50分
【HP】 http://www.kougeinosato.or.jp/

■手取峡谷/白山市

 手取川の流れが作り上げた美しい峡谷です。黄門橋から対山橋までの約8kmに渡って、約20~30mの高さの断崖絶壁が続きます。黄門橋や不老橋からの眺めがとくに美しいと評判です。両岸に色づく紅葉と澄んだ川の流れの競演に毎年多くの人が訪れる紅葉の名所です。
【住所】石川県白山市釜清水町
【アクセス】 JR松任駅より車で40分
【HP】https://www.urara-hakusanbito.com/spot/detail_1167.html

■荒俣峡/小松市

 「加能八景」の一つにも数えられる景勝地。蛇行した大杉谷川の流れと、河畔に点在する奇岩や連なる樹々など、渓谷が生み出した自然美に触れることができます。400mほどの遊歩道も整備され紅葉の季節は散策する人で賑わいます。澄んだ水面に鮮やかな紅葉が反射し、渓谷美を演出します。
【住所】石川県小松市赤瀬町
【アクセス】JR小松駅より車で約30分
      JR小松駅より小松バス大杉上町行「荒俣峡」下車
【HP】https://www.komatsuguide.jp/index.php/spot/detail/68/1/1/

■樹木公園/白山市

 石川県林業試験場内にある公園で、広大な敷地には様々な樹木が植えられています。秋はメタセコイアやブナ、ヤマモミジなどの美しい紅葉を見ることができます。また、園内には林業展示館や日本庭園、芝生広場などがあり、四季折々の楽しみ方ができる憩いの場としても広く親しまれています。

【住所】石川県白山市三宮町ホ1
【アクセス】 白山ICから国道157号線を南へ20分
【HP】https://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/about/park.html

■布市神社/野々市市

 加賀国の武士、富樫家国が野々市に館を構えた際、敷地内に造営したとされる神社です。弁慶が富樫氏の館で投げ飛ばしたと伝わる大石「弁慶の力石」が境内に置かれており、干ばつの際に担ぎ回ると雨が降ったという伝説から、「雨乞石(あまごいいし)」とも呼ばれています。敷地内には樹齢500年の大公孫樹(おおいちょう)が見られ、秋には黄色い絨毯(じゅうたん)が境内を彩ります。

【住所】石川県野々市市本町2丁目14-16
【アクセス】JR金沢駅より車で20分
      北陸自動車道白山ICより車で15分
【HP】https://www.city.nonoichi.lg.jp/soshiki/9/2619.html

加賀の國の食材がRICH!
食材ごとのレシピやおすすめの食べ方もご紹介
加賀の國 秋冬自慢の食材特集

■日本一の糖度 五郎島金時

 五郎島金時とは、石川県金沢市の五郎島・粟ヶ崎地区や内灘砂丘で主に生産され、加賀伝統野菜の一つにも入っている加賀の國を代表する食材の一つです。日本で一番の糖質系を誇り、秋の採れたての五郎島金時は甘みと独特のほくほく感が味わえます。そんな五郎島金時のおすすめの食べ方は大学芋。焼き芋では感じられない香ばしさが表れ、硬派な味わいに様変わり。クセになる美味しさで、パクパク食べ進めることができます。

【参考】 https://www.e-horita.co.jp/column/column_20200916

■「イカの王様」 アオリイカ
 日本国内に生息するイカは90種類以上とされていますが、その中でもアオリイカは「イカの王様」と呼ばれます。理由は、体の大きさに加えて刺身にした時に最も美味しいイカとされていることも挙げられます。アオリイカの特徴は、ねっとりとした独特な肉質と柔らかな食感、さらには多くの中でもとくに強い甘味があり、刺身はもちろん天ぷらなどにしても、素材の味を堪能することができます。
【参考】 https://bit.ly/3ckAJje

 

■極上の脂と濃厚なうまみ のどぐろ
 のどぐろは秋口に特に脂のりの良いものが水揚げされ、タイやヒラメを凌ぐ高級魚として取引されています。標準和名は「アカムツ」ですが、口の中が黒いことから「ノドグロ」とも呼ばれており、全国的にもこちらの呼び名の方が有名になっています。脂質に富んだ甲殻類やプランクトンを栄養源としているため、白身の魚でありながら体脂肪は20%以上といわれ、脂の乗りはマグロのトロに匹敵するほど。口に含むと、とろける脂が絶品で、刺身よし、煮つけよしと万能な食材です。
【参考】 https://bit.ly/3RfZADx

■海の幸の代表格 カニ
 スワイガニは、11月~翌年3月頃まで水揚げされる、北陸を代表する冬の味覚の王様です。石川県では、雄を「加能(かのう)ガニ」、雌を「香箱(こうばこ)ガニ」と呼びます。橋立港は漁場から近いため、漁に出てからセリに出るまでの時間が短く、高い鮮度が魅力。カニの旨みを十分に楽しむには、旬の野菜と楽しむカニすきがおすすめです。
【参考】 https://bit.ly/3ckAJje

 

■とろける甘味が絶品 甘エビ
 甘エビは石川県を代表する水産物です。9~12月の産卵に向けてふくよかになる甘エビは絶品で、甘えびの頭を噛みしめれば、濃厚なミソを堪能することもでき、身は刺身で、濃厚なミソはお味噌汁に入れるなど、身とミソの両方の味を楽しめるほか、殻からも深いコクの出汁が出るため、全ての部分を余すことなく楽しめる食材となっています。
【参考】 https://bit.ly/3clLTEz

■ジビエ料理
 石川県ではイノシシやシカ、クマを中心としたジビエ料理が盛んです。石川県の豊かな自然の中で育った天然のお肉は、引き締まった身の中にもうまみが凝縮されており、とても味わい深いものになっています。日本では11月15日~2月15日まで狩猟が解禁となり、ジビエのシーズンが開始。生ハムや、フランス料理として美食家たちに広く食べられます。
【参考】https://www.gibier.or.jp/gibier/

 

■鶴来の伝統食 ほうらい寿司(笹寿し)
 ほうらい寿司は白山市を中心に親しまれてきた伝統的な押し寿司です。お祭りのときに振舞われていたことから「祭り寿司」と称され、各家庭で押し寿司を作る木枠の押し器が嫁入り道具のひとつになるまで地域の文化となりました。笹の葉にくるまれたほうらい寿司は、小さな見た目ながらも食べ応えは抜群。それでいてさっぱりとした後味なので、いくらでも食べられるような味わいになっています。
【参考】 https://www.online-shibazushi.com/about

■ジューシーな夏秋トマト
 小松氏は北陸最大のトマトの産地。そんな小松市で夏から秋にかけて育てられる夏秋トマトが旬を迎えます。みずみずしくジューシーで、さっぱりとした味わいが特徴で、生で食べればジューシーな果汁が口いっぱいに広がり、カレーに入れれば独特の甘酸っぱさが癖になる、非常に味わい深いトマトです。
【参考】 https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/nourinsuisan/satoyamanougyousinnkoukankyououkokukomatsu/1549.html

■青かぶのかぶら寿司
 青かぶは石川県の在来種で、郷土料理「かぶら寿司」に使われる伝統野菜です。肉質はかたくて歯切れがよいのが特徴で、肉質が緻密でやわらかいので漬け物などにも利用されています。なかでもブリの塩漬けをかぶらの塩漬けで挟み漬け込んだかぶら寿司は、ブリの旨味を米麹の優しい甘さで包み、まるで和菓子のような味わいです。
【参考】https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kaburazushi_ishikawa.html

■ヤーコンのサラダ
 
現在健康野菜やダイエット食材として大注目のヤーコンは、白いさつまいものような姿で、オリゴ糖や食物繊維などの栄養素が豊富です。また、生で食べるとシャリシャリした歯ざわりで、「畑の梨」とも呼ばれています。そんなヤーコンはサラダで食べるのがおすすめ、シャリシャリとした触感が病みつきになります。
【参考】https://www.yacon.jp/%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%AF/

 

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