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過去・現在・未来が交差する、テキスタイルギャラリー「真妙庵」2022 年10月28日(金)オープン

shinmyouan.jpshinmyouan.jp

西陣織老舗・細尾12 代目細尾真孝が、京都・御所南エリアに、美術家であり自然布の蒐集家・研究家として知られる吉田真一郎と共同でテキスタイルギャラリー「真妙庵(しんみょうあん)」を10 月28 日(金)にオープンしました。
真妙庵は、19 世紀(江戸~明治時代)につくられた大麻・苧麻繊維の貴重な自然布を、細尾真孝と吉田真一郎の監修と選定によりご紹介するギャラリーです。これらの作品に用いられる布は、 吉田が代表を勤める近世麻布研究所の協力により、博物館同等の精密な繊維検査によって糸の素材を明らかにした貴重な資料であり、手績み糸、自然染色、手機によって作りあげられた19 世紀の手仕事を体現する美しい布です。真妙庵では、糸の績み方や織の手加減など、布の微視的な美しさに焦点をあて、様々な自然布をご紹介します。表具されたもののほか、多数の裂を揃え、貴重なアーカイブ資料としてご覧いただけます。さらに真妙庵では吉田の長年にわたる大麻繊維と糸の研究から生まれた、過去と未来をつなぐファブリックブランドmajotae(まよたえ)の商品を取り扱い いたします。
布は古代より、人の生活の身近にありながら、人間の美意識を表現するために様々な技術的、技巧的進化を遂げてきました。「真妙庵」は時代を超えた真の布(妙)が、多くの人々にインスピレーションをもたらす場(庵)となることを目指します。

 

細尾 真孝

1978 年生まれ。1688 年から続く西陣織の老舗、細尾 12代目。大学卒業後、音楽活動を経て、大手ジュエリーメーカーに入社。退社後フィレンツェに留学。2008 年に細尾入社。西陣織の技術を活用した革新的なテキスタイルを海外に向けて展開。ディオール、シャネル、エルメス、カルティエの店舗やザ・リッツ・カールトンなどの5つ星ホテルに供給するなど、唯一無二のアートテキスタイルとして、世界のトップメゾンから高い支持を受けている。また、デヴィッド・リンチやテレジータ・フェルナン デスらアーティストとのコラボレーションも積極的に行う。2012 年より京都の伝統工芸を担う同世代の後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成。国内外で伝統工芸を広める活動を行う。日経ビジネス「2014 年日本の主役100 人」、WWD「ネクストリーダー2019」「2021 Forbes JAPAN 100」選出。2021 年初の著書「日本の美意識で世界初に挑む」を上梓。

 

吉田 真一郎

1948 年、京都府生まれ。近世麻布研究所所長。20 代から絵画制作を始める。77 年に西ドイツへ渡り、現代美術家のヨーゼフ・ボイスに出会い、帰国後、ボイスの影響から古美術や民俗学を独学で勉強し始め る。江戸時代の芋麻布、大麻布の繊維と糸の研究を発表してきた。主な博物館展示に、奈良県立民俗博物館「奈良晒」展、滋賀県愛荘町立歴史文化博物館、東近江市立能登川博物館「高宮布」展、新潟県十日町博物館「四大麻布」展などがある。2012 年、国立民族学博物館「布と人間の人類学的研究」にて研究発表。共著に『別冊太陽日本の自然布』(2004 年/ 平凡社刊)がある。2018 年には、麻布の蒐集と研究が評価され、第6 回水木十五堂賞を受賞。

 

「真妙庵」店舗情報
住所:604-0862
   京都市中京区少将井町229-2
         第7長谷ビル1 階
アクセス:烏丸線丸太町駅/ 6 番出口より徒歩1 分
電話:075-211-0830
オープン日:10月28日(金)
営業日:木・金・土・日 11:00‒18:00

1800 年代の大麻・苧麻の自然布
真妙庵では、現代の機械紡績とは異なる19 世紀以前の手法―手績みによる糸を用い、手機によって織られた美しい布によって構成された作品をご紹介します。これら同じ大麻繊維でできた糸一つをとってみても、大麻の苧の種類、糸の太さ、撚りの有無などによって微細な差が生じます。また織の加減や自然染色の個体差によっても表情に差異が生まれます。これらの糸、織、染めによる微視的な差にこそ、布の真の美しさが宿るものであると考えます。真妙庵では、表具されたものと併せて、19 世紀の裂を実際にお手にとってご覧いただけます。博物館同等の繊維検査によって素材を明らかにし、顕微鏡の拡大写真と併せてご紹介することで、現代とは在り方の異なる布の美しさを感じ取っていただくことができます。

majotae

歴史のなかに埋もれかけていた大麻布。それをもう一度、人々の生活に取り戻し、未来へつなぐために吉田が取り組んでいるのが、ブランドmajotaeです。吉田の長年にわたる、大麻繊維と糸の研究により、100% の大麻繊維を機械で織ることに成功し、今までは、19 世紀以前の手法である、手績みによる糸と、手機でしか織ることができなかった、極上のテクスチャーを持つファブリックが実現しました。真妙庵では、majotaeプロダクト第一弾として、Taiga Takahashiによるタイムレスなシャツコレクションが展開されます。
www.majotae.com

お問い合わせ先 press@hosoo.co.jp 担当:加藤

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