in

between the arts、動物モチーフの立体造形を手掛ける木下華穂の個展「纏う」を開催

アート領域で様々なDX推進事業を手掛ける株式会社between the arts(本社:東京都港区、代表取締役:大城 崇聡)は、動物をモチーフとした立体造形を手掛ける木下華穂の個展「纏う」を、11月22日(火)から12月5日(月)までの期間、港区元麻布にあるアートギャラリー「between the arts gallery」にて開催いたします。

本企画は、2021年に開催された一般社団法人日本アートテック協会主催のアートコンペティション「100人10(読み:てん)」において、between the arts賞を授与した7名の作家の個展を順次開催するもので、その第四弾となります。

クマやシカ、ネコなど、デフォルメされたキャラクターとして一般社会に幅広く用いられる動物をモチーフとした立体造形を手掛ける木下華穂。本展示「纏う」では、そんな動物たちを媒介として、木下が近年のテーマとする「自分自身が思う自分のキャラクター性と、他者が思う自分のキャラクター性のズレ」を表現します。

学生時代より漆芸や彫刻を学び、脱乾漆技法を出発点として立体作品の制作に注力した木下は、下地を繰り返し塗り重ね、艶を仕上げるという鍛錬のような伝統的技法と向き合う中で、作品における「表面」を「立体と鑑賞者の間に一枚隔てている」レイヤーとして定義づけるようになりました。
 
木下の形作る動物たちの表面には、シンプルかつ色彩豊かな反復模様が施されており、それらは私たちの暮らしの中でも目にするような親しみやすいものである一方、本来彼らが身に纏う(彼らが進化の過程で獲得した)模様とはかけ離れています。また、仏像制作に用いられる玉眼の技術を現代風に応用することで施された装飾品のような瞳からは、彼らの表情や感情を読み取ることができません。
 
このような認知のズレや違和感は、内と外、自分と他人、個人と社会などを別けている、私たちが日々感じている目には見えない隔たり=表層、レイヤーとして置き換えることができるのではないでしょうか。

真っ白なギャラリーの中に佇むのは、どれも私たちに馴染みの深い動物たちばかりです。そんな色とりどりの作品との対話をお楽しみいただき、日常生活のふとした場面で彼らの姿を思い出して頂ければ幸いです。
 

  • 作家コメント

本展タイトルである「纏う」という言葉は、二つの意味を表現することができると思います。一つ目は、「自発的に何かを纏う」こと。衣服を身に纏うという言葉があるように、私たちは社会の中で自分というキャラクターを纏います。時には自らを誇張し、仮面のように取り繕うこともあるでしょう。

二つ目は「他者から何かを纏わされる」こと。空気やオーラは自ら纏うことはできず、自分の希望するイメージから大きく外れて捉えられるかもしれません。

私の作品はキャラクター化・デフォルメ化されたモチーフに衣類や装飾品、印刷物のグラフィックなどといった「表」が見られがちなものから抽出した要素を重ね合わせ、色彩を再構築することで成立しています。

柄や色を身に纏うことで実際の自分と表に出てくるキャラクター性にズレが生じてくること、あるいは本当の自分を隠して見せるといった事象をテーマにしていますが、私の作品の解釈に正解はありません。私の見る世界そのものをみなさんに共有することができないように、私がみなさんの視点からみなさんの世界を見ることは出来ないのです。

どんな些細なことでも構いません。
今日のことを日記やメモに書き留めてみたり、親しい友人、いまこの場で出会った人と話してもらえれば幸いです。
 

“Gingham check” , 2022,H455×W455×D90㎜, 水性樹脂、オパール、琥珀、木、鉄、磁石“Gingham check” , 2022,H455×W455×D90㎜, 水性樹脂、オパール、琥珀、木、鉄、磁石

“Cut line” , 2022,H330×W330×D90㎜, 水性樹脂、ヘマタイト、木、鉄、磁石“Cut line” , 2022,H330×W330×D90㎜, 水性樹脂、ヘマタイト、木、鉄、磁石

  • 【開催概要】

■展覧会名:「纏う」
■出展作家:木下 華穂
■期間 : 2022年11月22日(火) 〜12月5日(月)  ※会期中は休館日なし
■営業時間:12:00 ~18:00 
■会 場 : between the arts gallery (東京都港区元麻布2-2-10)
 

  • 【作家 プロフィール】 

木下 華穂|Kaho Kinoshita

1995年埼玉県生まれ。東京造形大学大学院 造形研究科美術専攻彫刻を修了。
学部生時代には東北芸術工科大学の工芸コースの漆芸領域を専攻し、その中で出会った脱乾漆技法に強く興味を持ったことから立体作品の制作が中心となる。大学を卒業後、「もっと自身の立体表現の幅を深めたい」という思いから大学院では彫刻を専攻。現在は漆を使用した作品の他に、水性樹脂(Jesmonite)や水性、アクリル塗料を使用した立体作品も手掛ける。

【株式会社between the arts 会社概要】
社名:株式会社between the arts
設立:2020年1月14日
資本金:6億8120万円(資本準備金含む)
代表取締役:大城 崇聡
所在地:〒105-0022 東京都港区海岸1丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝 WeWork
事業内容:コレクションマネジメントプラットフォーム事業
・コレクション資産管理サービス「COLLET」の企画・開発・運営 https://collet.am/
・資金調達サービス「COLLET CASH」の企画・開発・運営 https://lp.collet.am/cash
・アート管理サブスクリプションサービス「美術倉庫」の企画・開発・運営 https://bijutsusoko.jp/
・between the arts gallery の運営 https://bwta.jp/gallery/
・作家向けのサポートサービス「artworks」の企画・開発・運営 https://bwta.jp/services/artworks/
コーポレートサイト:https://bwta.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/between_the_arts/

 

あなたはどう思いますか?

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

GIPHY App Key not set. Please check settings

とは?

日本の伝統工芸にフランス人アーティスト「ナタリー・レテ」のアートをかけ合わせた2023年ニューイヤーアイテムが登場

柴崎岳選手との共同企画 『アンブロ』U by GAKUコレクション 第5弾は「きみがらスリッパ」