*テーマ旅行……単なる物見遊山の行き先志向型の旅行ではなく、旅先で何をするかに重きをおいた目的志向型の旅行
■連携・協力内容
(1) 地域資源を活かした観光振興に関すること
(2) 観光消費の拡大による観光関連事業者支援に関すること
(3) 観光関連産業の人材育成に関すること
(4) シティ・ブランディングに関すること
(5) 観光を通じたシビックプライド(郷土愛)の醸成に関すること
11月1日に行われた締結式 左:台東区長 服部征夫氏 右:クラブツーリズム社長 酒井博
■連携協定を基にした具体的な取り組み
(1) 地域資源を活かした観光振興に関すること
当社は、歴史・寺社仏閣・美食・美術・まちあるき・写真撮影などカルチャー系のテーマ旅行に強く、旅行ブランド 『歴史への旅』を中心に講師同行型の歴史関連ツアーの取り扱い規模は国内最大級です。
今回の協定で、台東区地域が抱える豊かな文化資源を軸に、江戸を始めとした歴史・文化をテーマにした旅行商品、伝統文化体験企画を開発し、観光振興を推し進めてまいります。
当社は協定に先立ち、①<写真撮影の旅>『台東区の歴史・文化・伝統を再発見!江戸の匠・職人を撮る』、②<趣味さんぽ>『下町の人情に触れる旅 地元商店会会長と見て聞いて食べて学ぶ 遊郭のかほりが残る吉原・浅草さんぽ』の旅行商品を企画し、販売を開始しています。
「台東区江戸創業事業所顕彰 」 で認定された老舗を含む、 区内観光事業者を訪問する写真撮影ツアー
埋もれた観光資源の磨き上げを重視し、奥浅草観光協会、 吉原商店会等と連携し企画した趣味さんぽツアー
(2) 観光消費の拡大による観光関連事業者支援に関すること
台東区内観光事業者はもとより、当社と協力関係にある関係事業者との連携を強化し、同区に息づく歴史、文化、伝統の保存と継承を目的にした旅行商品の開発、流通を促進・拡大してまいります。
一例として、「落語」「屋形船」等の同区を象徴する観光資源の活用や、蔵前・奥浅草など、従来の観光中心地以外のエリアにおける区内事業者と結びついた旅行商品があげられます。
(3) 観光関連産業の人材育成に関すること
観光素材の発掘、旅行商品のモニター人材、ガイド人材など、当社・台東区在住会員顧客の有効活用も視野に入れて、同区の観光振興を牽引する人材育成にも注力してまいります。
(4) シティ・ブランディングに関すること
「江戸から続く伝統文化」、皮革産業・伝統工芸など「産業のまち」、落語や歌舞伎といった「芸能のまち」など、同区が育んできたシティ・ブランディングを、旅行商品を通して強化してまいります。
(5) 観光を通じたシビックプライド(郷土愛)の醸成に関すること
台東区は、下町情緒が感じられ、文化・芸術・歴史を身近に楽しめる多様性のあるエリアです。持続可能な観光地づくりの一環として、地域と観光客、地域と新しい住民が良好な関係性を築き、「住んでよし、訪れてよし」の地域づくりとシビックプライド(郷土愛)の醸成を、観光を通じて進めてまいります。
将来的にはこの取り組みを、インバウンド受入態勢の整備につなげてまいります。
※クラブツーリズムはKNT-CTホールディングスのグループ会社です。
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