11月20日(日)には京都府知事西脇隆俊が「国際アート都市としての京都」と題するイベントに登壇します。
詳細はウェブサイト https://a-c-k.jp/talks/ をご覧ください。
- ACK開催概要
開催日程:一般公開 2022年11月18日(金)–11月20日(日)
内覧会 2022年11月17日(木) ※報道関係者と招待者のみ
開催時間:12:00–19:00(最終日は17:00まで)
※最終入場は閉場の1時間前まで
メイン会場:国立京都国際会館 イベントホール(住所:京都市左京区宝ヶ池)
出展ギャラリー数:64(12カ国 / 地域、21都市)
主催:Art Collaboration Kyoto 実行委員会、京都府、一般社団法人日本現代美術振興協会、一般社団法人日本現代美術商協会、一般財団法人カルチャー・ビジョン・ジャパン、京都商工会議所、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー
助成:令和4年度 内閣府 地方創生推進交付金活用事業、令和4年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業
URL:a-c-k.jp最新の情報はWebや各種SNSをご確認ください。
- 会場
・国立京都国際会館ニューホールホワイエ
・オンライン配信(Art Collaboration KyotoのWebサイト「トークイベント」ページから配信
URL:https://a-c-k.jp/talks/)
いずれも参加費無料
- トークイベント日程、登壇者及び内容
11月17日(木)16:30-17:30
登壇者:大林剛郎(株式会社大林組 代表取締役会長)、マーク・ラポルト(ArtReview, ArtReview Asia編集長)
オープニングトーク:コレクション形成とこれからのアートマーケット
日本に拠点を置きながら長年にわたり世界のアートシーンを見つめてきたコレクターの大林剛郎氏と、アート界全体を俯瞰するメディアに携わりつつ各地で展覧会の企画なども行うマーク・ラポルト氏。オープニングトークでは、それぞれの異なる立場から見たアートシーンの現状とこれからについて、またコレクション形成について考えます。
11月18日(金)12:30-13:30
登壇者:保坂健二朗(滋賀県立美術館ディレクター(館長))、今井俊介(美術作家)、三瓶玲奈(画家)
アーティストトーク:今、ペインティングとは
メディアアートや、バイオアート、そしてNFTアート…「アート」と呼ばれる領域は日々拡大し、私たちにこれまでに観たことのないような風景や世界を見せてくれます。こうした様々な形がある中でもいまだ私たちを、アーティストを魅了して止まない「ペインティング」。これまで何千、何百年と続いてきたにもかかわらず、常に新しい展開を見せ、私たちの感性を刺激し続ける理由について、また現代におけるペインティングの意義や可能性について再考します。
11月18日(金)13:45-14:45
パートナーズトーク ① Supported by 三菱地所
社会とアーティスト~これからのクリエイティブ・エコシステム~(仮)
11月18日(金)15:00-16:00
登壇者:マルタン・ギナール(LUMA キュレーター)、山本浩貴(金沢美術工芸大学 講師)
オンラインレクチャー:クリティカルゾーン:エコシステムについての実践 ※オンライン配信のみ
「クリティカル・ゾーン」とは、私たちの立っている土壌やそれを包む大気を含む、地球上の表面の薄い膜のような領域のことを指す用語であり、近年では国際展のテーマなどとしてもたびたび取り上げられています。私たちの生活と地球環境との亀裂は決して今に始まったことではありませんが、現代社会においてはその亀裂がさらに大きくなっているというのが現状です。宇宙規模の秩序の変化をどう理解して受け入れ、この複雑な時代を生き抜いていくのか?「クリティカル・ゾーン」にまつわるアイデアについて紹介します。
11月18日(金) 16:30-17:30(予定)
パートナーズトーク② Supported by Yamauchi No.10 Family Office
11月19日(土)13:00-14:00
登壇者:セイディ・コールズ(Sadie Coles HQ オーナー)、ジェフリー・ローゼン(MISAKO & ROSEN オーナー/ディレクター)、ホリー・ルーセル(ユーレンス現代美術センター キュレーター)
スペシャルセッション:グローバルな視点から見るアジアのアートの現在地
多様な価値観が共存し、日々新しいアートの形が問われている現代において、アーティスト同士やギャラリーとアーティストの間においてのみならず、ギャラリー同士の協働関係がより一層重要視されています。そうした国際的なつながりと協働が求められる中、文化横断的な視点の必要性はさらに高まっているといえるでしょう。本トークでは、それぞれ異なるバックグラウンドを持つ登壇者を迎え、国際的な視点から今日のアジアのアート界のあり方について俯瞰していきます。
11月19日(土)14:15-15:15
パートナーズトーク ③ Supported by Yamauchi No.10 Family Office
ゲートという体験をどう保存するか ~企業・美術館・研究機関、それぞれのアプローチ~
11月19日(土)15:45-16:45
登壇者:ニコラ・ブリオー(キュレーター、ライター)、大澤啓(東京大学総合研究博物舘 特任研究員)
スペシャルトーク:ニコラ・ブリオー (協力:アンスティチュ・フランセ日本)
1998年「関係性の美学」にてリレーショナル・アートというジャンルを確率し、今年「ラディカント」の翻訳本が出版されたことでも話題となっているニコラ・ブリオー氏。パレ・ド・トーキョーの設立や、アートセンターと美術学校、ミュージアムという3つの機関を統合した「Montpellier Contemporain(MoCo)」のディレクターを経て、現在インディペンデントのキュレーターとして活躍する彼の思想と、思い描くヴィジョンについて、これまでの活動や進行中のプロジェクトなどの紹介を通して探っていきます。
11月19日(土)17:00-18:00
登壇者:ハーム・ヴァン・デン・ドーペル(アーティスト)、落合陽一(メディアアーティスト/筑波大学准教授)
オンラインレクチャー:NFTアートの未来 ※オンライン配信のみ
2021年以降注目を浴びるようになったNFTアート。「NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)」とはブロックチェーン技術を用いて、本来はコピーが容易なデジタルデータに対し、唯一性という価値を付与することができる技術であり、その技術によって価値を与えられたデジタルアートがNFTアートと呼ばれています。本トークでは、その成り立ちや特異性、さらには今後の可能性や予想される展開について、当事者であるメディアアーティストの視点から紐解きます。
11月20日(日)12:30-13:30
登壇者:平子雄一(アーティスト)、小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表)、額賀古太郎(KOTARO NUKAGA 代表)、油野愛子(アーティスト)
ギャラリスト&アーティスト ギャラリーとアーティスト─協働と共存
アートの形やアートシーンが変化していくように、ギャラリストとアーティストの関係性も日々変化しています。本トークでは、外からはあまり知ることのできない彼らの協働、共存関係について取り上げます。それぞれのギャラリーによる関係性の違いや変遷について相対的に見つめることで、アーティストやギャラリストのことを少しでも広く知ってもらうとともに、アーティストのあるいはアートの未来のために、どのような関係性を築くことが求められていくのかについて考えます。
11月20日(日)14:00-15:00
登壇者:井上智治(一般社団法人 カルチャー・ヴィジョン・ジャパン 代表理事)、西脇隆俊(京都府知事)、寺瀬由紀(アートインテリジェンスグローバル ファウンディングパートナー)、山下有佳子(ACKプログラムディレクター)
国際アート都市としての京都
長い歴史と独自の風情を今もなお多く残す京都。伝統芸能や工芸が今なお息づいているのと同時に、多くの国際的な現代アートや写真、パフォーマンスなどの文化イベントが日々開催されています。ACKのクロージングトークとして、京都を取り巻くさまざまな要因を踏まえて伝統や既存の風景を守りつつ、世界的な文化の中心地としてどのように存在感を発揮することができるのか、国際アート都市としての京都の可能性について模索していきます。
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