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東京初となるHOSOOのショールーム&ストア「HOSOO TOKYO」

株式会社 細尾(京都市中京区) は、2023年3月10日(金)、自社テキスタイルブランド「HOSOO」の東京初となるショールーム&ストア「HOSOO TOKYO」を、同日開業の「東京ミッドタウン八重洲」1Fにオープンいたします。

 

1688年に京都・西陣で創業したHOSOOは、1200年に亘る西陣織の歴史を受け継ぎ、きもの文化の伝統を守り続けるとともに、2010年に独自の技術により世界の標準生地幅である150cmの幅で西陣織の技術や素材を用いたテキスタイルを作ることに成功しました。
以来、伝統的な織物に革新的な技術とタイムレスなデザイン感性を加えることによって唯一無二のテキスタイルを生み出し、200種類に及ぶそのコレクションは国内外のラグジュアリーブランドのブティック内装や、五つ星ホテルなどで広く使用されています。
2019年9月にブランド初の旗艦店として京都に「HOSOO FLAGSHIP STORE」、本年2月にはイタリア・ミラノ・ブレラ地区に初の海外拠点となるショールーム「HOSOO MILAN」をオープンいたしました。
そしてこの度、東京初となるショールーム&ストア「HOSOO TOKYO」が誕生いたします。

東京駅・八重洲口正面に新しくオープンする「東京ミッドタウン八重洲」の1Fエントランスという非常に利便性の高い立地にて、日本の美意識と工芸文化を受け継ぐ、HOSOOの飽くなき探究心が生み出してきたテキスタイルとプロダクトを体感いただける場所としてオープンいたします。
空間設計は京都の旗艦店同様HOSOO architectureが手掛け、様々な工芸技術を用いた品格のあるタイムレスな空間が、皆様をお迎えします。

白を基調とし、天井高4メートルに及ぶ窓から自然光が降り注ぐ広々とした店内。大理石やミラーをふんだんに使用した心地よい空間はHOSOO architectureがデザインを手掛け、様々な職人技が随所に見られる工芸建築による店内は、京都の職人が集結し造り上げました。

 

HOSOOの200種類以上に及ぶテキスタイルコレクションが並ぶ、12メートルにわたるテキスタイルセラー。セラーには6パターンの空間照明が用意されており、様々な環境でのテキスタイルの見え方がシュミネーションできます。
 

西陣織の伝統的な素材である箔を用いたアートピースや、セラーから好みの生地を選んでオーダーができるテキスタイルアート。またオリジナルの家具も生地のオーダーが可能です。

ゲートアート「Nishijin reflected」
ミッドタウン八重洲の1階エントランスは、HOSOOによるゲートアート「Nishijin reflected」が飾り、来場者を迎えます。高さ11メートル、幅7.5メートルの”光の彫刻”となるその作品は、HOSOOのテキスタイルとFRPのクラック、LEDビジョンの多層構造を活用した作品です。

西陣織とクラックFRP、LEDビジョンが織り成すレイヤーは、フィジカルとデジタルが交差するリアルな質感と奥行きを持っています。
ゲートアート、「Nishijin reflected」は日本の美意識が持つ、寛容で想像力のある多様性に満ちた豊かさ、フィジカルとデジタルが織りなす新しい時代の可能性を表現しています。

                     Nishijin reflected

HOSOO TOKYOオープン記念 スリープウェア発売

スリープウェア セットアップ ニホンムラサキ 
サイズ 3種(S/M/L)
素材  100% シルク
価格  ¥176,000(税込)

HOSOOでは奈良・平安時代より貴族階級を中心に実践されていた自然染色や植物染の研究を行う「古代染色研究所」を展開しています。

朝廷に伝わる染めの口伝を33代紅師として引き継ぎ、古代染色の色相再現及び史実の研究を続けられた前田雨城氏。その最後の弟子でもある、染色家の山本晃氏との出会いにより、2021年に京都・西陣に立ち上げた古代染色研究所。2022年には、京都・丹波に古代染色植物の農園を設置し、ニホンムラサキをはじめとする古代染色植物の栽培に成功しました。2023年にはその横に古代染色工房を建設し、ニホンムラサキをはじめとする植物の栽培と染色を一貫して、自社にて行っています。

この度、オープンを記念して、厳選した最上級の絹糸で織り上げたシルク100%の生地を2022年収穫のニホンムラサキで染め上げた、スリープウェアを発売いたします。シルクの光沢にニホンムラサキの上品で豊かな色彩が重なったセットアップです。とろけるような肌触りと柔らかな風合いで、包みこまれるような着心地をお楽しみいただけます。
 

京都・丹波に位置するHOSOOの古代染色農園
絶滅器具種となっているニホンムラサキを中心に古代染色植物の栽培を行っている。
 

京都・西陣にあるHOSOOの古代染色研究所
2021年4月、京都御所に近い京町家を拠点として、古代染色研究所を立ち上げました。
1000年以上昔、日本において実践されていた自然染色・植物染の再現の研究を行い、経済合理性にとらわれない手法によって、日本古代の美しい色を追求しています。

 

HOSOO TOKYO
オープン日2023年3月10日(金)
住所 東京都中央区八重洲ニ丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲1F
営業時間 11:00-21:00
TEL 03-6225-2245
アクセス   JR「東京」駅 地下直結(八重洲地下街経由)
       東京メトロ丸の内線「東京」駅 地下直結(八重洲地下街経由)
       東京メトロ銀座線「京橋」駅 徒歩3分
       東京メトロ東西線、銀座線、都営浅草線「日本橋」駅 徒歩6分

<HOSOO について>

細尾は元禄年間(1688 年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業しました。京都の先染め織物である西陣織は1200 年前より貴族をはじめ、武士階級、さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきました。細尾は今、帯やきものといった伝統的な西陣織の技術を継承しながら、革新的な技術とタイムレスなデザイン感性を加えることによって、唯一無二のテキスタイルを生み出し、国内外のラグジュアリーマーケットに向けて展開しています。

www.hosoo.co.jp

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