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『大堀相馬焼 陶吉郎窯新作展示会』開催 ~ 「窯出し」の様子を一般公開 ~

300年以上の歴史を持つ福島県浪江町の伝統工芸品『大堀相馬焼』。この伝統的な焼き物の中興の功労者であったのが近藤陶吉郎です。1819年に相馬藩に召し抱えられて以来、その子孫が代々伝統を引き継ぎ、浪江町の伝統工芸を守ってきました。
陶吉郎窯近藤学は、2011年3月11日の東日本大震災により生産地の大堀地区から避難を余儀なくされ、いわき市四倉の地で窯を構え直し5周年となりました。
再建の地四倉には、大堀相馬焼古来の伝統的な登り窯を造成し、年に1度限りの作品制作を行なっており、再建5周年を記念して、この登り窯焼成の様子を先日(5月3日~5月5日の3日間)公開いたしました。
今回は5月初頭に登り窯で焼成した作品を窯から取り出す「窯出し」を一般公開いたします。

陶吉郎窯WEBサイト https://www.toukichirougama.com/

【登り窯で焼成した作品を取り出す「窯出し」を一般公開!】

福島県の伝統的工芸品、大堀相馬焼の窯元「陶吉郎窯」がいわき市に窯を構え直し5周年を迎たことを記念し、初めて、登り窯焼成の一般公開を5月3日から5日の3日間に渡り行いました。

この公開は、作品を買いに来るお客さんから「登り窯で焼いているところを見てみたい」という要望が多くなってきたことや、制作の過程を公開することで、お客さんにより深く、焼き物などの伝統工芸のことを知ってもらい、ファンになってもらいたいという想いで、陶芸家の近藤学さんが企画し、実現されたものです。

登り窯での焼成は年に1回、通常は3月から4月にかけて行われますが、今回は一般公開のため、多くの人々が参加できるよう大型連休に合わせて開催されました。

5月1日に火入れを行い、5月6日までの6日間、火を絶やさぬように24時間体制で約1万本のアカマツの薪をくべ続け700から800個の作品を焼き上げました。

今回、そのようにして焼き上げた作品の新作展示会を5月27日(土)から6月4日(日)の9日間の予定で開催いたします。

新作展示会の初日には登り窯から作品を取り出す「窯出し」の様子が一般公開される予定になっています。

めったに目にすることができない「窯出し」を直接見ることができる貴重な機会となっておりますのでぜひお見逃しなく!

■登り窯焼成公開初日(5月3日)の様子

■登り窯焼成一般公開初日の様子を『Fukushima Seaside』特集ページでも紹介しています!

弊社オウンドメディア『Fukushima Seaside』の特集ページで、登り窯焼成一般公開初日の様子をレポートしています。

迫力満点の焼成の様子をこちらからもご覧ください!

▼【大堀相馬焼陶吉郎窯】初の登り窯焼成一般公開

【大堀相馬焼陶吉郎窯】初の登り窯焼成一般公開

■昨年公開された企画展の様子

■2018年に行われた登り窯火入の様子

本イベントは、一般社団法人双葉郡地域観光研究協会が運営・広報協力を行なっております。

■会社概要
・社名:一般社団法人双葉郡地域観光研究協会
・住所:〒979-1472 福島県双葉町大字新山字久保前48番地の1
・設立年月日:2019年11月7日
・代表:山根 辰洋

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