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京都最古の禅寺として知られる建仁寺。その塔頭の一つである両足院にて、現代アーティスト山田晋也の展覧会「うちにあるもの ‒Representation」を7月16日より開催。

 

両足院展示イメージ両足院展示イメージ

両足院展示イメージ両足院展示イメージ

伝統工芸の技法に根ざした、絹本への抽象的なペインティングで内なる祈りと直感の世界を表出する山田晋也が、京都・建仁寺塔頭、両足院で2度めとなる個展「うちにあるもの ‒Representation‒」を発表します。

2020年の「胎内衆会『 ぼくらは何処にかえるのだろう?』」では、両足院の方丈内陣を黒い絹本で覆うインスタレーションによって、観客を、本尊・阿弥陀如来を視覚でなく気配で感得させる体験へと導きました。今展では、両足院の古材を枠に用い、山田が抽象画を描いた絹本を張った中に、仏像と灯火を包み込んだオブジェ『影向』(ようごう)* を、Antiques&Art Masaが制作。夕闇に満たされた両足院の方丈に、いくつもの「見えない浄土」が浮かび上がるかのような景色を描きます。

「自分のうちにあるものと、他人のうちにあるものの対話をしてみたい」⸻。

通常非公開の夜の両足院の静寂の中、内省と問い、直感の縁起がむすばれます。

*ようごう:仏教用語。神仏が仮の姿をとって現れること。“影に向かう”という語意をとらえ、闇の中で真実を感得するためのオブジェの名として、用いている。
 

 

 

作品「影向」アップ作品「影向」アップ

絹という素材
今回展示されるインスタレーション、平面作品、オブジェ『影向』(ようごう)で山田が用いるのは、帯図案を描くための特殊な絹本。裏から打った箔を透かせた上に図画を重ね見せるため、日本画材の絹よりもはるかに薄く、扱いもきわめて難しいものです。着物メーカーでもある山田が深い敬意を注ぐ絹は「胎内と浄土―うちとそと」「覆うことで、内に深く感じる」という山田のパーマネントなテーマを表現する上でも、欠かせないものであります。

開催概要

うちにあるもの
会期:2022年7月16日(土)– 7月24日(日)
開場時間:17:30 – 21:30
会場:両足院(建仁寺山内)
京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
入場料:無料
主催:Pulse of Silence 実行委員会
問い合わせ:075-468-6301(豊和堂株式会社)
共催:両足院
会場施工:Antiques & Art Masa、京表具井上光雅堂
制作協力:豊和堂株式会社、CANVAS Inc.

アーティストプロフィール
山田晋也
1974年京都生まれ。豊和堂(京都市上京区)アートディレクターとして、国宝をはじめ数々の歴史的な重要染織品の復元、奉納をおこなう。『ぼくらが日本を継いでいく(琳派. 若冲. アニメ)』展(2017~2018 年 京都高島屋、新宿高島屋)『ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展』(2019年 比叡山延暦寺)では、染織工芸技術とポップカルチャーを融合させた。
2019年 神戸アートマルシェ2019 参加
2020年「 胎内衆会『 ぼくらは何処にかえるのだろう?』」建仁寺塔頭、両足院
2021年「 the sillence as connection 静寂につなぐ」古美術瀬戸*
2021年「Pulse of Silence」COCON KARASUMA*
*Antiques & Art Masaとのコラボレーション

Antiques & Art Masa
古美術商として京都・下鴨にアトリエを構える。古いものから時空を超えて醸しだされるエッセンス、テクスチャーを「見立て」、リメイクする独自の手法を駆使し、現代の暮らしを彩るアートへと昇華するクリエイター。カフェやホテルの空間プロデュースも手がける。

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