in

12月21日第1回開催「モックアップ!気仙」

木のこと、地域のこと、商品企画のこと。
プログラムには木材活用の最前線で活躍するプロフェッショナルが参加し、あなたの知りたいさまざまな ” こと ” を学びます。さらに地域の木材事業者と各地から参加する人材をマッチングした チーム作りやコラボレーションもサポート。学びと出会いを通じた、新たな木と農のプロダクト企画プログラムが始まります。(オンライン、会場参加ともに無料です)
 モックアップ!気仙〜地域木材を活用した新しい“農ライフ”のためのプロダクトプランニング〜

気仙大工の伝承技術と文化が息づき、総面積の 8 割が森林の大船渡市は良質な木材の産地として知られています。ここでは今、これまで主として来た住宅建材、合板・パルプ原料などの素材の出荷に加え、イチゴ生産の農業用施設やデリネーター ( 道路にある視線誘導標 ) への活用など、木材の新たな活用の取り組みが始まっています。 アフターコロナ、SDGs、カーボンニュートラル…社会が目まぐるしく変化する今、新しいアイデアによって地元材の活用を目指す、商品企画のプログラム「モックアップ!気仙」を開催します。テーマ は「新規農業従事者を広げるための木製品のアイデア」。地域の木材資源を活用したものづくりに関心をお持ちのみなさまのご参加をお待ちしています。 (「モックアップ!気仙」は大船渡市 令和3年度「地元材木製品等研究開発業務」の委託業務として有限会社コンテンツ計画が実施しています」)

【ゼミ・セミナープログラム】
1)2021年12月21日(火)13:00-17:00
もっと、木のことを学ぶ
「木材利用の優位性とこれからの木材活用」(岩手県立大学盛岡短期大学 准教授 内田 信平氏 )
「木のものづくりとSDGs」(岐阜県立森林文化アカデミー 教授 久津輪 雅氏 )
 プログラム申し込みページ:https://mockupkesen.peatix.com/view

 

2)2022年1月26日(水)13:00-17:00
商品開発のイロハを学ぶ
「間伐材活用のための商品開発」(ワークス・ギルド・ジャパン株式会社デザイナー 大野 英憲氏 )
「木製品開発と地域活性」(松森木工所 代表 松森 政仁氏 )

3)2022年2月23日(水・祝)13:00-17:00
「新しい木農連携」(木楽創研株式会社 代表取締役社長 熊谷 秀明氏)

<参加者による商品企画プレゼン>2022年2月23日(水・祝)
■商品開発テーマ : 「新規農業従事者を広げるための木製品のアイデア」 
■最優秀プレゼン特典 : 
アイデアを実現するための試作経費 (10 万円相当 ) 
プレゼンは図面やモックアップ、試作品、テキストでのアイデア発表など形式自由です。 
※プレゼンに要する経費は参加者各自の負担となります。 
※プレゼンにご参加いただく方は原則各ゼミ・セミナーにご参加ください 。

<講師プロフィール>
内田 信平氏 岩手県立大学盛岡短期大学 准教授
1965年宮城県生まれ。東北大学工学部建築学科卒、早稲田大学大学院理工学研究科修了。一級建築士。岩手で暮らすようになって、「住宅を建てるための木材は山に生えている木であった」というあたり前のことを実感。 以来、地元の森林資源をいかに活用するかということを自らのテーマとしている。大学での教育、研究をはじめ、 建築専門誌への執筆、講演会などでも幅広く活躍中。 

久津輪 雅氏 岐阜県立森林文化アカデミー 教授 
1967年、福岡県出身。筑波大学国際関係学類を経てNHKに入社。社会問題や災害復興に関心を持ち、ディレクターとしてクローズアップ現代などの番組制作に従事。1999年、NHKを退社し、イギリスに渡り家具職人として働く。帰国後、2006 年より森林文化アカデミー勤務。生木を人力で加工するグリーンウッドワークを日本に紹介し、普及に努める。

大野 英憲氏 ワークス・ギルド・ジャパン株式会社デザイナー
1971年生まれ。企業や店舗向けの製品製作なども行う傍ら、広告デザイン製作、製品や企業のブランディングを行うクリエーター。ワークスギルドジャパンで製作さ れた木製二輪玩具「タイプゼロワン」のデザイナーとしてグッドデザイン賞受賞し脚光を浴びる。その後、ウッドデザイン賞、キッズデザイン賞などサスティナブルなプロダクトでの受賞歴あり。2010年3月に「秋田木育プロジェクト」を設立。 

松森 政仁氏 松森木工所 代表 
インテリアデザインを学んだのち、山形県天童市で木工職人などを経て、 父が経営する木工所へ2002年に入社、2017年事業承継、代表就任。 BtoBのオーダー木製建具・家具づくりを中心としたそれまでの活動に加え、 森と人とまちの合間をつなぐオリジナル木工製品を通じて、 穏やかな幸福感を提供するクリエイティブブランド ima(アイマ)を展開。 手仕事とデジタルの融合で、モジュール家具「HaaaL」や岩手県産材を活用した、 新たな製品ラインナップを展開中。

熊谷 秀明氏 木楽創研株式会社 代表取締役社長 
平成23年「銚子林業木材加工所」を母体に、木楽創研株式会社を創立。「小屋構築用の柱梁ユニットおよびこれを用いた小屋構築体」(特許 4886078 号)取得。不適格材を活用した商品開発と普及により、間伐促進・森林再生・間伐材の収益向上による雇用創出を目指している。 

< “木”と“農”の今を知る!視察ツアー>
ゼミ、セミナープログラム参加者が対象のツアーを開催します。地域木材を活用した現場を見ることで商品開発のヒントにします。(参加費無料)
※集合地点までの交通費は自費となります。 
※オンライン中継も予定しております。

1)「花巻おもちゃ美術館」視察(1月開催/1回目ゼミと2回目ゼミの間)
2)「大船渡 木農ツアー」(2月開催/2回目ゼミと3回目ゼミの間) 
集合地点までの交通費は自費となります。 

☆プロフェッショナルによるプランニングサポート
商品企画のアイデアを作成するにあたり、木材加工の専門家とデザインやブランディングの専門家がサポートを行います。 
金谷克己(クリエイティブディレクター)株式会社エディションズ 代表取締役/岩手県伝統工芸産業アドバイザー
岩手県一関市生まれ。印刷会社のグラフィックデザイナーを経て、広告代理店制作会社 のアートディレクターとして、JR東日本盛岡をはじめ様々な企業の広告を手掛ける。 2007年、株式会社エディションズを設立。2013年より岩手の企業のデザイン意識向上をはかるため、デザイナー有志で運営する岩手発のデザインイベント「いわてデザインデイ」を立ち上げる。2017年、仲間5人と株式会社モリノバを設立。古民家をリノベーションした複合型商業施設「十三日(とみか)」をオープン。 また、地元企業や行政のブランディング・プロモーションに関するアドバイザーとし て各地で講演やセミナーなども行っている。 

有賀康弘(アドバイザー) 岩手県工業技術センター産業デザイン部主任研究員
武蔵野美術大学卒。一級技能士(木工機械調整、家具製作)、ものづくりマイスター。 軟質木材を家具製造等として活用するための技術開発で1999年 岩手県部局長表彰(商 工労働観光部長表彰)など、木材加工とプロダクトデザインに豊富な知識を有する。 また、地元企業のブランディング・プロモーションに関するアドバイスやセミナーなども行っている。

【2021年12月21日(火)13:00-17:00「もっと、木のことを学ぶ」実施概要】

■対象:大船渡市の木材資源(材料、加工技術、関連事業者、施設、販路等)を活用したものづくりに関心のある方 (所在地、個人、法人の種別、木製品開発の経験は問いません) 
■定員 : 30 名(オンライン、会場参加合計)
■参加費用 : 無料 
■会場 : おおふなぽーと ( 大船渡市防災観光交流センター ) 
岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前 7-6  TEL.0192-21-6001 
オンラインでの参加者には後日zoomのURLをお送りします。
■第 1 回申し込み期限 : 2021年12月19 日 ( 日 )
※期限前に参加定員に達した場合受付を停止させていただくことがあります。 
※第 2 回以降から参加される方には、終了分のゼミ、セミナーの動画や資料をご用意します。
■お願い
お申し込み後、参加日やご意向などを伺うアンケートをお送りいたします。ご回答お願いいたします。

<モックアップ気仙!Facebookページ>
https://www.facebook.com/mockup.kesen

<事務局・問い合わせ先>
(有)コンテンツ計画
〒 020-0866 岩手県盛岡市本宮 5-10 108 棟 
email :mockup.kesen@gmail.com
 

あなたはどう思いますか?

コメント

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    GIPHY App Key not set. Please check settings

    香川県琴平町にて、ミレニアル・Z世代が計60名参加するモニターツアーの実証実験を実施。12/15より一般公募を開始します。

    国登録有形文化財「御便殿」を幻想的にライトアップ 石川県・和倉温泉「青林寺ライトアップ&贅沢ティータイム」1月より開始