※画像はイメージです
「ソレール=太陽のように輝くブランド」として、その象徴的な“イエロー″カラーを通し、人々に「夢」「希望」「喜び」に溢れた美しいライフスタイルと体験をお届けするヴーヴ・クリコ。本企画展は、未来を切り拓く勇気と個性、そして革新的精神を持ち、シャンパーニュ地方の「ラ・グランダム(偉大なる女性)」と称えられたマダム・クリコの偉業に敬意を表し、カミーユ・モリノー氏(キュレーター) 、コンスタンス・ギセ氏(空間デザイナー)の指揮のもと、世界各国から集まった大胆かつ革新的な10名の女性アーティストたちが、ヴーヴ・クリコの伝統を現代的に再解釈した作品を展示します。さらに歴史的アーカイブと、ブランドのアイコニックなオブジェの数々、世界中から集められた絵画やイラストレーション、ヴーヴ・クリコを彩る音楽や文学、ポスターやメニュー等のバラエティ豊かな作品の展示によって、ヴーヴ・クリコの文化的軌跡を、過去から現在そして未来に思いを馳せて辿ります。
◆マダム・クリコ、アイコンそしてパイオニア
マダム・クリコは18~19世紀当時、女性がビジネスを牽引するにはまだ困難な時代に驚くべき洞察力と審美眼により、ヴーヴ・クリコ メゾンのみならず、シャンパーニュ地方のワイン生産地域全体の水準を引き上げたパイオニアとして、その卓越した功績を讃えられました。今回の企画展では、世界で活躍する7名のアーティストが、マダム・クリコの人物像、直筆の手紙やその革新的精神に触発され、何世代にもわたる女性起業家のための先駆者となったひとりの女性のビジョンを表現しています。現代アートの巨匠、草間彌生氏が自身のシンボルである水玉模様でマダム・クリコのオリジナルの肖像画に新しい命を吹き込んだ作品他、アーティストのイネス・ロンジュヴィアル氏(仏) 、シシ・フィリップス氏(英) 、ロージー・マクギネス氏(英)がそれぞれマダム・クリコの肖像画を描き下ろしています。(※草間彌生氏のみ、2006年発表作品)
さらに、マダム・クリコは「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念に従い、その妥協なき姿勢と創造力の賜物として生み出した3つの象徴的な発明を3名のクリエーターが表現。日本の漫画家 安野モヨコ氏はヴィンテージ シャンパーニュの発明を、カラフルな色彩とユーモラスな画風で描くイラストレーター ペネロープ・バジュー氏(仏)はブレンド法によるロゼ・シャンパーニュの発明を、そして個性的なグラフィックスタイルが特徴のイラストレーター オリンピア・ザニョーリ氏(伊)は、品質を保ちながら澱を取り除くことを可能にした動瓶台の発明を描きおろし作品として表現しています。
◆アーティスティック・インスタレーション
ヴーヴ・クリコの「ソレール=太陽のように輝くブランド」を、五感で体験いただくインスタレーションも登場。「現代美術のグランダム」 とも言える、3名の国際的なアーティストが、希望に満ちた楽観的精神そして太陽のさまざまな側面を想起させるために、あらゆる素材とフォルムを用いて作品を制作しました。シーラ・ヒックス氏(米)は、さまざまな黄色が織り込まれた天然リネンを天井から吊り下げ、まるで太陽の光が部屋に差し込む際に、太陽が空間の形を変えるかのような、水平面と垂直面両方の動きを持つ作品を制作。モニーク・フリードマン氏(仏)は、ゆるく織られた黄色のコットンと竹で組まれたパビリオンの中に鑑賞者が入り込める体験型インスタレーションを、タシタ・ディーン氏(英)は、同じ1本のフィルムの上で6日間にわたる日の出を並べて見ることができるショートムービーを展示します。
それぞれの作品が織りなす光と喜びに導かれ、ともに太陽を発見し、ヴーヴ・クリコのソレール カルチャーを五感で味わうことができます。
◆クリコの創造性
マダム・クリコはブランドの世界観に強固なアイデンティティを築くため、シャンパーニュの品質に妥協を許しませんでした。そのたゆまぬ卓越性の追求は、ブドウからワイン、さらにはボトルやパッケージに至る細部まで及びました。ブランドの個性を際立たせるために当時の流行とは一線を画し、ブランドの本質を訴求するために、ヴーヴ・クリコのラベルは「エレガントでシンプル」なデザインへと進化しました。またヴーヴ・クリコのラベルを太陽のようなイエローで彩るという斬新なアイデアにより、このクリコ・イエローがブランドのアイデンティティとシンボルカラーになりました。ヴーヴ・クリコ メゾンはマダム・クリコの創造的な精神と美的感覚に忠実に、時代に即したユニークな方法でパッケージを開発してきました。本企画展では、1834年から始まるヴーヴ・クリコのラベルに始まり、ボトルが纏ってきた遊びごころたっぷりのバラエティ豊かなアイスジャケットやアイスボックス、デザイナーのトム・ディクソンやインテリア、プロダクトデザイナーのカリム・ラシッドとの芸術性高いコラボレーションなど数々の貴重なコレクションを展示します。また、世界各国の雑誌を飾ってきたヴーヴ・クリコの歴史的広告作品の展示等もお楽しみ頂けます。
◆クリコの四季
フランス北東部、パリから150キロに位置するシャンパーニュ地方は、フランスとヨーロッパの歴史が絡み合った恵み豊かな地です。とりわけ18世紀から世界中で称賛されてきたシャンパーニュ(発泡性ワイン)で有名です。メゾン・ヴーヴ・クリコは、シャンパーニュ地方で最も品質が高いとされる地に393ヘクタールのブドウ畑を所有し、四季を通じて、環境とワイン生産者の健康と安全を尊重するために持続可能なワイン製造工程に沿って作業を行っています。また、ヴーヴ・クリコの白亜土壌からなる地下セラー、いわゆる「クレイエール」は、天井の高いドーム型の形状で、ランス市の地下20メートル、24キロにわたって広がっています。それは12世紀から14世紀にかけて掘り出された古い石灰岩の採石場(石灰を意味するフランス語「craie」に由来)し、温度と湿度が一定のレベルの暗く穏かな地下の隠れ家は、熟成するための理想的な条件が揃っていることはもちろん、第一次世界大戦中、軍人と民間人が広大な地下空間に避難するなど、ワイン醸造学上の有用性を超え、歴史上きわめて重要な役割を果たしました。2015年からユネスコの世界遺産に登録されているサンニケーズの丘の地下に位置するヴーヴ・クリコの「クレイエール」は、人類共通の文化と伝統に根差した卓越した文化的または自然の視点から称えられた名勝地のリストに加わえられています。
本企画展では、広大なブドウ畑の四季折々を巨大な映像スクリーンで表現するほか、場内におけるクレイエールの質感の空間的再現などをもって、シャンパーニュ地方への旅へと誘います。
◆クリコ・カルチャー
ヴーヴ・クリコのシャンパーニュはすでに1830年代、アレクサンドル・プーシキンとニコライ・ゴーゴリが作品の中で触れているように、はるか以前から文学や音楽といった文化の世界に光をあててきました。ジュール・ヴェルヌからカレン・ブリクセン、アガサ・クリスティあるいはイアン・フレミングを経てアメリー・ノートンまで、ヴーヴ・クリコはさまざまな物語に登場します。マイケル・カーティスのあの伝説の『カサブランカ』からヒッチコックの『ロープ』、ミュージカルの『ラ・ラ・ランド』まで、ヴーヴ・クリコのシャンパーニュは、決して尽きない宴の楽しみとお祝い事の立役者です。ヴーヴ・クリコの哲学に基づいた「ソレ―ル」の精神は、シャンソンに歌われ、そのさまざまな側面を称えています。会場では、ヴーヴ・クリコが築き上げてきたカルチャーを、様々な資料を通じて垣間見ることができるでしょう。
◆世界巡回企画展 概要
名称: Veuve Clicquot Solaire Culture(ヴーヴ・クリコ ソレール カルチャー)
~太陽のように輝く250年の軌跡~』
日時:6月16日(木)~7月10日(日)
会場:jing (ジング)(東京都渋谷区神宮前6丁目35−6)
営業時間:11:00~21:00 月曜日~日曜日 無休 (最終入場時間:20:00)
レストラン 11:00~21:00 (L.O 20:30)
入場料:無料(入場は20歳以上可能)
※レストラン、ブティックのみ物販あり
事前予約:ヴーヴ・クリコ公式LINEアカウントより5月17日(火)から事前予約受付開始
◆レストラン 概要
ヴーヴ・クリコ イエローラベルやローズラベル等のバイ・ザ・グラスととともにペアリングフードをお楽しみいただけるレストランでお客さまをお迎えします。独創的な感覚から生み出されるジャパニーズフレンチレストランとして注目を集める、レストランJULIA(ジュリア)のnaoシェフが、ヴーヴ・クリコのシャンパーニュに合わせたフードを考案します。
注目は、1964年、ニューヨーカーに掲載されたハンバーガーの広告《オペラの後》からインスピレーションを受け、JULIAの定番メニューでもあるスライダー。他にも、女性シェフならではの感性で創り上げる、洗練され上品なフードマリアージュをご堪能いただけます。
※画像はイメージです
nao シェフ プロフィール:
1982年福岡県生まれ。沖縄のホテル勤務時に本橋健一郎と出会い、2人でレストランを開くことを決意。独立するため、独学で料理を学び、2012年に本橋の地元、茨城・つくばで「本橋ワイン食堂」を開業。17年、東京・恵比寿に移転し「JULIA」に店名変更。18年12月に恵比寿の店舗を閉め、ニューヨーク・マンハッタンへ武者修行に。ミシュラン一つ星「GRAMERCY TAVERN」で研修したのち、イーストヴィレッジにてポップアップレストランとして「JULIA」を出店。19年に外苑前に移転。22年5月、南青山に姉妹店「W AOYAMA The Cellar & Grill」を開く。
◆ブティック 概要
ヴーヴ・クリコの創業250周年を記念し、 「Veuve Clicquot ICONS」コレクションを発売いたします。ヴーヴ・クリコの革新性、デザイン性を象徴する商品の中でも、絶大な人気を誇った4つの歴史的アイコン商品を、よりモダンでクリエイティブに、そしてよりサスティナブルにリバイブ。プラスチックを一切使用せず100%リサイクル可能なコレクションを、是非この機会にお買い求めください。
◆監修キュレーター&デザイナー プロフィール
カミーユ・モリノー(Camille Morineau/キュレーター)
フランス人キュレーター、女性アーティストを専門とする美術史家。ポンピドゥーセンターで10年に渡り経験を積み、その間、現代女性アーティストをめぐる初の展覧会を開催。2014年、女性アーティストのアーカイブ、研究、展覧会などの活動を展開する「AWARE(Archives of Women Artists、Research & Exhibitions)アソシエーション」を設立。
コンスタンス・ギセ(Constance Guisset/空間デザイナー)
フランス人デザイナー、インテリアアーキテクト、舞台美術家。デザイナーのブルレック兄弟のもとで経験を積み、2009年、国際的な評価を得るきっかけとなったランプシェード「ヴェルティゴ」を発表した直後に自身のスタジオを設立。2017年、パリ装飾美術館でソロ回顧展を開催。
◆参画アーティスト プロフィール
草間彌生(くさまやよい)
2006年、自身の代名詞である水玉模様を用いてマダム・クリコの肖像画を新たに解釈した作品を発表。この作品で、かつてシャンパーニュ地方の「ラ・グランダム(偉大なる女性)」として知られたマダム・クリコと、世界で最も名声と影響力を持つ現代アートの巨匠が、自身の運命を重ね合わせて表現。
イネス・ロンジュヴィアル(Inès Longevial)
1990年生まれ、フランス人アーティスト。幼少の頃より具象絵画に傾倒。作品の主題として自分自身を取り上げ、控えめで抑制されたタッチの自画像を数多く発表。「わたしは自分以外の対象の顔や身体を捉えられるほど十分にその対象を知らない」と語り、第三者の肖像画を描く際も、モチーフはつねに女性。
シシ・フィリップス (Cece Philips)
1996年生まれ、ロンドンを拠点に独学による作品を発表するアーティスト。モチーフに歴史的な文献や写真を取り上げ、描くキャラクターに新たなインスピレーションを与える作品が特徴。現在は女性と権力の関係をめぐるリサーチを展開中。
ロージー・マクギネス (Rosie McGuinness)
1984年生まれ、ロンドンが生活と創作の拠点。ファッションデザインの世界で研鑽と経験を積み、ファッションイラストと現代アートを融合させた作品世界を確立。
オリンピア・ザニョーリ (Olimpia Zagnoli)
1984年生まれ、イタリア人イラストレーター。陽気で鮮やかな色使いとモチーフの繰り返しを好み、ニューヨークタイムズマガジン、ニューヨーカー、ローリングストーンなど名だたる雑誌にイラストが掲載される。グラフィックの視点から伝える物語をテーマに、きわめて限られた要素と人間の形を連続的に描いた作品が特徴。
ペネロープ・バジュー(Pénélope Bagieu)
1982年生まれ、フランス人イラストレーター。2007年、ウェブコミック「Ma vie est tout à fait fascinante(私の人生はとても魅力的)」を発表。ユーモアあふれる内容が瞬く間に注目を集め、グラフィックノベルとしても出版される。成功が成功を呼び、パイオニアの定義にふさわしい世界各国30人の女性を取り上げたポートレート集「キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち」(2016年および2017年にフランス語版を2巻、2018年に英語版「ブレイズン(Brazen)」として出版)で国際的な知名度を確立。
安野モヨコ(あんのもよこ)
1971年、東京生まれ、日本人漫画家。1989年にキャリアをスタートし、「ハッピー・マニア」シリーズで評価を確立。女性誌「FEEL YOUNG(フィール・ヤング)」に掲載されたこのレディースコミックは日本の若い女性の間でベストセラーとなりTVシリーズも放映。
シーラ・ヒックス (Sheila Hicks)
1934年、米国生まれ。1964年から生活と創作の拠点をパリに移す。1950年代末、ヨゼフ・アルバースに師事した学生時代からテキスタイルを創作の素材として選び、伝統的な芸術カテゴリーに新たな解釈を加え、世界各国で活躍する工芸作家が伝える先祖伝来の知性と技巧を取り入れた作品を発表。
タシタ・ディーン(Tacita Dean)
イギリス人アーティスト。1990年からアナログ16mm/35mmフィルムと、画像処理にもたらすその多様な可能性に魅せられ数々の作品を発表。レンズの裏にマスクを付け、同一フィルムを何度も露出させて異なる時間軸を1枚の画像の中で共存させる手法を確立。
モニーク・フリードマン (Monique Frydman)
1943年生まれ、フランス人アーティスト。「絵画とは、あらゆる対象を粉砕し、その対象独自の本体を創作する作業」であると語り、この信念の実践を通して抽象絵画の復興に貢献。長年にわたり日本に親しみを感じ、日本からさまざまなインスピレーションを得て、日本国内でも高い評価を獲得。2011年〜2012年には金沢21世紀美術館で展覧会を開催。
【マダム・クリコ、現代女性のロールモデル】
1805年、未亡人となったマダム・クリコはメゾンを継承し、近代における最初のビジネスウーマンの一人となりました。当時の女性の壁を破り、彼女は「ラ・グランダム・ド・ラ・シャンパーニュ(シャンパーニュ地方の偉大なる女性)」と呼ばれるようになりました。彼女の自由で大胆な精神、希望に満ちた楽観的精神は今日に受け継がれ、世界中に「ソレール カルチャー」を発信し続けています。困難な時代にあっても、彼女は自信を持って未来を見つめ、逆境に負けずシャンパーニュにおいて数々の革命をもたらしました。「完璧を求めるために、一度に2つのステップを踏むことができるのなら、なぜ1つだけで満足する必要があるのか?」
ヴーヴ・クリコ メゾンは今日も、マダム・クリコが築き上げた遺産を継承しながら創造性、革新性、そして大胆で自由な発想を持つ個性豊かな人々に囲まれ、太陽のような輝きを放ち続けています。
【ヴーヴ・クリコについて】
1772年にフランスのランスで創業して以来、シャンパーニュメゾン、ヴーヴ・クリコは、人々の生活に大胆な彩りを与えてきました。ヴーヴ・クリコは、シャンパーニュカテゴリーを超えた「ラグジュアリーブランド」として、人々に夢と希望、そして美しいライフスタイルを提供し続けることをブランドのミッションとしています。「ソレール=太陽のように輝くブランド」として、その象徴的な“イエロー” カラーを通し、人々に「夢」「希望」「喜び」に溢れた美しいライフスタイルと体験をお届けします。大胆さと革新的な感性をもち、シャンパーニュ地方の「偉大なる女性(ラ・グランダム)」として知られたマダム・クリコがメゾン経営を引き継いだのは1805年のことでした。まもなく、 商才を遺憾なく発揮してメゾンの礎を築いたマダム・クリコは、まだまだ女性がビジネスに進出することの少なかった時代に、初期の キャリアウーマンとも言うべき存在となりました。マダム・クリコの情熱、ビジョン、そして内からあふれでるフランスならではのアール ド ヴィーヴルは、今日まで、彼女の名前を冠するメゾンの中に生き続けています。ヴーヴ・クリコは、アイコニックなイエローラベルをはじめとする卓越したシャンパーニュと、世界中の楽しい体験を通して、人々に喜びを届けます。
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