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アートと文化が誰にも近い街「京橋彩区」の芸術文化講座2022年度 下期(10月~2023年3月)の開催計画が決定

一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント(東京都中央区京橋1-7-1 代表理事 植草 弘)は、「アートと文化が誰にも近い街」を目指し、日ごろアートに触れることのない方々にも芸術や文化に親しんで頂くきっかけを提供する無料講座「芸術文化講座」を2019年10月から開催しています。
このほど本年10月からの2022年度下期(2022年10月〜2023年3月、全6回)の開催計画を決定しましたのでお知らせします。アート、伝統芸能、デザイン、刺繍、コーヒーなどに関わる専門家が 「アートと生活」のテーマのもと、日常生活におけるアートへの気づき、アートを取り込んだ生活の楽しみ方などについて分かりやすく解説します。
なお、当講座は新型コロナウイルス感染防止のため長らくYouTubeによるオンライン形式で開催してきましたが、今期からは感染防止対策をとりながら再び会場にお客様をお招きして開催する予定としています。
(新型コロナウイルスの蔓延状況によって変更する場合があります)

 

1.   2022年度下期の講座開催計画

(1) 2022年度下期テーマ:「アートと生活」

生活にアートがあると気持ちがちょっと豊かになります。
この講座は、芸術に関わる様々な専門家が、日々を豊かにする気づきやきっかけについて、はじめての人たちにやさしく語りかける講座です。

(2) 開催日程と講座テーマ・講師

講座:毎月第3水曜日18:30開始、20:00終了(予定)。
会場:「ミュージアムタワー京橋」16階カフェ(東京都中央区京橋1-7-2)
形式:講座形式(新型コロナウイルスの感染状況によって変更する場合があります)。
*開催当日に会場にお越しになれない皆さんのため後日、アーカイブ映像をホームページにアップします。

講師の皆さん            

講師の皆さん講師の皆さん

1.  大嶋敦子氏

2.  久松彩子氏

3.  遠藤鈴匠氏
4.  岡田宣世氏
5.  大﨑綾子氏
6.  高橋芳郎氏
7.  山本冬彦氏
8.  佐藤卓氏
9.  宮崎光弘氏
10. 上松朋美氏
11. 鈴木清和氏

○10/19水曜日  テーマ:箏(こと)・三絃・尺八による日本音楽の魅力

日本の伝統楽器である箏や三味線、そして尺八の音楽とは?
その誕生から現在に至るまで私達に大切に受け継がれてきた邦楽の魅力を、分りやすい曲の解説や楽器の紹介と共にお聴き頂きます。かつて日本人にとって身近であったはずのこれらの楽器は、どこから来て、いつ流行したのか、今現在はどんな人がどんな曲を演奏し、どこで聴ける!?等々……。それぞれの特徴や演奏法、また歴史や時代と共に変化して行く楽曲のことなど、日本人ならではの感性に溢れた美しい日本の伝統音楽をぜひご堪能下さい。
監修:福田栄香(生田流箏曲三ッの音会家元/公益社団法人日本三曲協会常任理事)

講師 大嶋敦子氏
幼少より母 大和田享以に、2005年より福田栄香に箏・三絃を師事。NHK邦楽技能者育成会第38期卒業。2007国際交流基金主催事業「福田千栄子(現 栄香)アンサンブル」にて米南部巡演、2010上海国際博覧会「世界へ発信する日本伝統芸能の“現在”」に参加。2013年文化庁新進芸術家国内研修修了。現在、公益社団法人日本三曲協会、生田流協会会員。三ッの音会幹部として演奏活動、教授活動に励むほか、学校教育指導にも精力的に取り組む。

講師 久松彩子氏
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。友渕のりえに箏・三絃を師事。皇居内桃華楽堂で御前演奏。NHK邦楽技能者育成会第38期修了。平成15年度文化庁新進芸術家国内研修生。長谷検校記念全国邦楽コンクール優秀賞受賞。賢順記念全国箏曲コンクール銀賞受賞。令和即位の礼内閣総理大臣夫妻主催祝賀会で演奏。現在、公益社団法人日本三曲協会会員。和洋国府台女子高等学校非常勤講師、正派邦楽会大師範。演奏活動の他TV・FM・CM収録等多数。

講師 遠藤鈴匠氏
琴古流尺八を二代青木鈴慕(人間国宝)、三代青木鈴慕の両師に師事し、古典を中心に演奏活動を行う。尺八制管を三代目遠藤晏弘に師事。数少ない伝統的な制管法を継承し、自然素材にこだわった尺八作りを行う。現代邦楽研究所研究科第10期卒業。NHK邦楽技能者育成会第51期卒業。東京藝術大学音楽学部別科修了。現在、鈴慕会師範五段、琴古流協会理事、日本三曲協会・虚無僧研究会会員。練馬区伝統工芸会準会員。

○11/16水曜日  テーマ:「日本刺繍」絹の光沢に秘められた美

日本刺繍といえば成人式の振袖に繍われた豪華な刺繍を思い浮かべるのではないでしょうか。日本刺繍は飛鳥時代に朝鮮半島より日本に伝わり繍仏、装束、インテリアなど、その時代のニーズに合わせて変化をしてきました。刺繍は針と糸があれば誰にでも始められ、世界各地で行われています。コロナ禍で手仕事の価値が改めて見直される中、一針、一針縫い取られて制作された作品を通して、日本刺繍の魅力をお伝えしていきたいと思います。

講師 岡田宣世氏(女子美術大学 名誉教授、客員教授)
日本刺繍の新たな表現による制作、染織文化財の修復・調査研究に携わる。修復のほか、小袖および小袖裂に用いられる黒染めの染料および祭礼山車に用いられる染織品の技法研究。「小浜市放生祭」、掛川市の「横須賀三熊野神社大祭」の染織品の調査。元女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科教授、元和洋女子大学特任教授、一般財団法人大日本蚕糸会 理事、公益財団法人日本手芸文化協会 会長

講師 大﨑綾子氏(女子美術大学芸術学部 准教授、芸術学博士)
女子美術大学で日本刺繍に出会い、インテリアデザイン会社を経て日常生活を彩る刺繍の制作を行う。日本刺繍の技法の変遷及び教育史を中心に、世界各地の刺繍研究で南米、ヨーロッパにも足を延ばしている。日本刺繍の技術を応用した染織文化財の修復も行っており、東日本大震災や2019年の東日本台風で被災した染織資料の保存修復に携わり、染織品の安定化処理方法の確立に努めている。

12/21水曜日  テーマ:売り手の側から見たアートの価値、コレクターの側から見たアートの魅力

このところ国内外のオークションで高額落札されたアート作品の話題がニュースになることが多くなりました。高値で世間を賑わすアートの値段はどのように決まるのでしょうか。株価はその会社の業績によって決まりますし、不動産はそこで得られる収益によって価格が決まります。しかし、アート作品には実用性や機能性はありません。そのため価格の根拠は非常に曖昧です。ところが優れたアート作品には実用性、機能性がないにも関わらず、それを手に入れたいと人を魅了し誘惑する力があるのも事実です。今回は、アート作品の売り手の側から見たアートの価値、コレクターの側から見たアートの魅力について話し合ってみたいと思います。

講師 髙橋芳郎氏(翠波画廊代表)
1979年多摩美術大学 彫刻科に入学、1983年現代アートの専門学校Bゼミに入塾、1985年株式会社アートライフに入社、1990年株式会社ブリュッケを設立。フランス近代絵画から現代アート、また専属契約画家の作品を常時1000点取り揃え販売。「富裕層はなぜアートを買うのか」のタイトルで企業セミナーを定期開催。著書に『値段で読み解く魅惑のフランス近代絵画』(幻冬舎)、『アートに学ぶ6つのビジネス法則』(サンライズパブリッシング)。

講師 山本冬彦氏(サラリーマン・コレクター)
東京大学法学部卒業後、合繊会社、損保会社を経て放送大学理事を最後に退官。その間40年にわたり毎週末、画廊巡りを続け若手作家の作品を中心に蒐集してきたサラリーマン・コレクター。リタイア後は画廊ビルで有名な銀座奥野ビル内の「銀座の隠れ家」を拠点にアート普及と若手作家支援のための執筆・講演や企画展を行う。蒐集作品によるコレクション展を佐藤美術館等で開催。著書に『週末はギャラリーめぐり』(ちくま新書)。

○1/ 18水曜日  テーマ:〈in LIFE〉デザインとアート

佐藤卓が率いるデザイン会社 “TSDO”は、常に与えられた環境からポテンシャルを引き出す独自の態勢により、様々な場面でデザインの可能性を切り拓いてきました。それは、かつて一つのグラフィックデザイナー像であった独自の表現を最も重要視するスタイル思考とは、一線を画しているように見えます。ただ一方で、佐藤卓個人としては、定期的にギャラリーで個展を開催し、自発的に作品の発表も続けています。そのありようは、公と私、外と内、客観と主観、他発と自発、デザインとアートのように対照的でありながら、それらに隔たりをつけるのではなく相互に関係させているようにも思えます。「2022年gggギャラリー佐藤卓TSDO展 〈in LIFE〉」より。

この講座では、モデレーターに佐藤氏と長年親交がある株式会社アクシスの宮崎光弘氏をお迎えし、佐藤氏のそうした考えを元にデザインとアートなどについて語っていただきます。

講師 佐藤 卓氏(グラフィックデザイナー)
1955年東京生まれ。1979年東京藝術大学デザイン科卒業、81年同大学院修了。電通を経て、84年佐藤卓デザイン事務所(現TSDO)設立。「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」パッケージデザイン、「国立科学博物館」シンボルマークなどを手掛けるほか、施設のサインや商品ブランディング、企業のCIを中心に活動。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」総合指導、21_21 DESIGN SIGHT館長を務め、展覧会も多数企画・開催。

講師 宮崎光弘氏(株式会社アクシス 取締役 / 多摩美術大学情報デザイン学科 教授)
1957年東京生まれ。ファッション誌のアートディレクターを経て、1986年、株式会社アクシス入社。デザイン誌『AXIS』のアートディレクション、展覧会の企画、様々な企業のブランディングやデザイン開発を行う。一昨年にはデザイン誌『AXIS』の20年分の表紙インタビューをまとめた書籍『AXIS THE COVER STORIES』を制作した。 一般社団法人Think the Earth 理事。

○2/15水曜日  テーマ:歌舞伎の世界  ― 舞台を彩る衣裳の魅力 ―

日本が世界に誇る伝統芸能、歌舞伎。400年を超える歴史の中で、さまざまに時代のニーズを取り入れながら現在まで観客を魅了してきました。その舞台を彩る要素の一つが衣裳です。単に美しいだけでなく、役柄や俳優のバックグラウンドを表す意味性が込められてもいます。今回は、その細部にまで及ぶこだわりについて解説するほか、歌舞伎公演などで衣裳を担当しているスタッフが、モデルに着付けていく様子を実演してお見せします。

講師 上松朋美氏(松竹衣裳株式会社)
服飾専門学校卒業後、1992年3月松竹衣裳株式会社に営業職として入社。現在は演劇部第一演劇課に所属し、歌舞伎座をはじめとする全国の劇場で歌舞伎の仕込みや着付けを担当。歌舞伎の衣裳を中心とした展示やレクチャーなどにも活動の幅を広げている。

3/15水曜日  テーマ:コーヒー ベーシック講座  ― スペシャリティコーヒーの味わい方 ―

スペシャリティコーヒー、その中でも特にシングルオリジンコーヒーという言葉を聞いたことはありますか。それは、コーヒーを農場単位で考え、単一品種のみでブレンドをしない生産者を最大限に尊重したコーヒーのことです。現在、世界中を魅了しているこのコーヒーについての解説から、産地の味わいを体験する世界最前線のコーヒーの抽出方法をレクチャー、実際にコーヒーを飲んで味わえる講座です。コーヒーの今を目と鼻と舌で感じながら、その基本的な知識を身につけられる機会を提供します。

講師 鈴木清和氏(GLITCH COFFEE 代表)
バリスタ歴19年。バリスタ日本チャンピオンの下で1年修行の後、オーストラリアのバリスタ世界チャンピオンPAUL BASETTの下で10年以上バリスタの育成や焙煎・日本国内外100店舗以上の立ち上げなどを経験。その後、独立し2015年に東京・神保町に店舗開店。2022年現在、東京・名古屋・大阪の日本の3大都市に店舗を構える。ブレンドを一切せずライトローストのシングルオリジンに拘りをもち、同じ意志を持つ多くのスタッフが独立または国内の有名店舗で活動し、日本のコーヒー文化を後押ししている。

(3) 講座の申込み
Peatixにて先着順で申込みを受け付けます。各回ごとに定員を設けますのでご注意ください。
10/19(水)開催回については9/21(水)より受付を開始し、11/16以降の開催回については1ヵ月前より受け付けます。

2. 芸術文化講座について
「芸術文化講座」は京橋彩区の活動の一環として開催している無料講座で、2019年10月の第1回以来32回開催。
これまでに18,000名を超える方々に参加・視聴いただいています。

*京橋彩区ホームページ 芸術文化講座(https://kyobashi-saiku.tokyo/event/)にて過去に開催した講座のレポートを公開しております。2020年5月13日以降開催回は同ページにてアーカイブ動画をご視聴頂けます。
2022年下期についても開催後にアーカイブ映像をアップします。

3.京橋彩区について
京橋彩区は2016年3月に都市計画決定された「京橋一丁目東地区」の文化貢献施設部分の総称です。ミュージアムタワー京橋の低層部に2020年1月にオープンした「アーティゾン美術館」、2024年に竣工する(仮称)新TODA BUILDING内にオープン予定の文化貢献施設、そして中央通りに面した間口120メートルの広場などを中心に構成され、「アートと文化が誰にも近い街」を目指して活動を推進しています。

*詳しくは京橋彩区ホームページ(https://www.kyobashi-saiku.tokyo/)を参照下さい。

 
 

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