<リニューアルの背景>
「大槌刺し子」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに発足しました。多くの皆さまのご支援のおかげで、2021年6月発足10年を迎えました。これまでに、累計約155,661千円を売り上げ、209名の岩手三陸の女性たちに約39,784千円の加工賃を支払いました。現在、約30名の刺し子さんが職人として活躍し、岩手県内の伝統工芸の一つとして注目を集めるまでに成長いたしました。
発足から10年を迎え、新しく掲げた目標実現のためには、刺し子の可能性を発信し、私たちの目標の実現に向かって、ともに歩を進めてくださる企業を含めた多くのステークホルダーと協働をしていきたいと考えました。新しいウェブサイトでは、このような想いの下、大槌刺し子の成り立ち、刺し子の魅力、ビジョン、これまでの取り組み事例などについて、よりわかりやすくお伝えする内容となっています。
<サイトリニューアルのポイント>
1. 「大槌刺し子」の背景にあるストーリーの発信
刺し子の歴史、作業工程、大槌刺し子の成り立ちや想いに触れることができるサイト構成を通じて、刺し子や作り手である刺し子さん、大槌刺し子の背景にあるストーリーを発信しています。
2. 多数の取り組み事例の紹介
多くの企業の皆様との協働を実践していきたいとの想いから、これまでの取り組みに事例について、多数ご紹介しています。サイトに掲載されている取り組み事例を通して、ぜひ、協働について検討いただけましたら幸いです。
3. 「よみもの」の充実化
ソーシャルメディア「note」を活用した「よみもの」の充実化を通して、企業さまとの協働事例について、刺し子のこと、大槌刺し子の日常などについて、発信してまいります。
https://note.com/otsuchisashiko/
<ウェブサイトの企画・デザイン>
大槌刺し子の新たなウェブサイトのデザインは、大阪を拠点とし、企業やNPO法人のブランディングやデザインなどを手掛けるUMA/design farmさまと共に企画、制作を行いました。
https://instagram.com/umadesignfarm
http://umamu.jp/
■大槌刺し子 https://sashiko.jp/
2011年6月に東日本大震災で甚大な被害を受けた大槌町にて、支援に関わっていた5名の東京のボランティアが発足。現在は認定NPO法人テラ・ルネッサンスが運営。1.手仕事の価値を伝える、2.持続可能な社会をつくる、3.工芸と日本を元気にすることを目指している。発足以降、これまでに、累計約155,661千円を売り上げ、209名の岩手三陸の女性たちに約39,784千円の加工賃を支払った。現在、約30名の刺し子さんが職人として活躍し、岩手県内の伝統工芸の一つとして注目を集めている。
〇 認定NPO法人テラ・ルネッサンス
『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。主な受賞歴:「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人 国際交流基金)、「エクセレントNPO」組織力賞ノミネート(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人 社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞 ファイナリスト(日本経済新聞社) 、「企業価値認定」(一般社団法人企業価値協会)、第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞 など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。
名称 :特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地 :京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地 jimukinoueda bldg. 403号室
URL :https://www.terra-r.jp
理事長 :小川 真吾
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