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【台北創意生活館(TAIPEI corners)】台北市と松山文創園區が台湾発12ブランドを率いて、
3年ぶりに国際デザイン製品「DESIGN TOKYO」に出展

 台北市文化基金会松山文創園区(總監:陳玉秀、所在地:台湾 台北市)は、7月19日(水)〜7月21日(金)にかけて、東京ビッグサイトにて開催される第14回国際デザイン製品展「DESIGN TOKYO 2023」に台北創意生活館(TAIPEI corners)※として出展いたします。

※台北創意生活館(TAIPEI corners)…台北市文化局と松山文創園區による台北市文化創意産業支援プロジェクトのひとつで海外での展示会を総称します。

 

台北創意生活館(TAIPEI corners)メインビジュアル台北創意生活館(TAIPEI corners)メインビジュアル

 コロナ禍を経て3年ぶり6回目の出展となる今回は、台湾発の精鋭12ブランドを率いて、「美しい・出会い(美好・遇見)」をテーマに、独自の文化背景とセンスから生まれた文房具、アクセサリーといった小物から家具まで100点以上の製品を日本の皆さんにご紹介します。サステナブル志向に基づくクリエイティブなエネルギーを発信し、美しい台北と東京が出会うことで、日台の文化交流および日本市場開拓を目指します。

 台北市では、デザインとテクノロジーをユーザー体験と結びつける業界の垣根を超えた取組みに力を入れており、今回は文化路徑有限公司(Cultural Path Company Limited)と連携し、本企画初ARを取り入れた展示により、来場者はスムーズに製品情報にアクセスすることができます。また、スペース内にARで出現させる台湾を代表するランドマーク「台北101」、「台北市藝場館」にもご注目ください。

 

 過去に3年連続出展したテキスタイルブランド「印花楽 inBlooom」は、本展を通じて、日本の代理店を開拓し、数多くの受注に繋がっただけでなく、初の直営店を蔵前にオープンさせるなどの販路拡大を実現しました。他ブランドもギャラリーやショップでの販売に繋げるなど、毎回着実に日本での知名度を高める機会となっています。

 初出展となるのは、「HAPPYMT(カスタマイズ文房具)」「Entadar(PPUレザー製バッグ)」「物 WOO Collective(錫細工雑貨)」「本・冶鐵 Hon Casting(鋳造技術による生活雑貨)」「軟水泥生活實驗室(独自の開発材料を用いた家具、雑貨)」「Hibāng(アイウェア)」「綠藤生機(美容製品)」の7ブランドです(※次ページ参照)。日本のグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞、iFデザイン賞など国際的なデザイン賞を受賞した製品を含む実力派商品をご覧ください。

  • サステナブルをデザインに取り入れる試み

 近年、世界中のブランドが”サステナブルであるか”という課題に向き合い、商品開発を行っています。初出展の「Hibāng」は、廃棄された魚網を再利用したアイウェアを展開しています。同じく「綠藤生機」は、国際認証制度「B Corp」の認定を受け、「Best for Environment」(ベスト環境賞)を5年連続で獲得し、環境や社会に配慮した公益性の高い企業として認められています。本展により、このような社会課題に対する取り組みを共有する機会となることも願っています。

Hibāng|友漁循環眼鏡 RE-fishing-Net Circular EyewearHibāng|友漁循環眼鏡 RE-fishing-Net Circular Eyewear

  • 「美しい・出会い」をテーマとするブランド12組

<no.30>富利豐國際有限公司|Freeform Marketing Ltd.  

元素周期表において、原子番号30の元素は亜鉛である。本ブランドは、40年以上にわたり、台湾・彰化にある家族経営の工場にて淡い灰色の亜鉛合金を原点にものづくりをおこなってきた富利豐國際有限公司により立ち上げられた。2013 年からは国際的なデザイナーと協業し、2 世代にわたり継承してきた亜鉛鋳造技術の新たな可能性を模索している。 

<綠藤生機|Greenvines>綠藤生物科技股份有限公司

2010年に設立された安心・安全・持続可能なものづくりを目指すクリーンビューティーブランド。肌のケアを再定義し、科学的研究を行ない、2,900 以上の有害な物質を取り除き、自然由来の成分を使用する。

<Mordeco>九磨設計有限公司

 生活の中で見逃されていた細部に気づき、最も簡単な方法で解決することで、デザインを通じて人々の生活をよりシンプルに、快適にする製品デザインに取り組む。

<物 WOO Collective>本物股份有限公司 

2015年に伝統的な錫細工職人である陳万能氏から錫細工を学び、ブランドを設立したWOO Collectiveは、「 一瞬の 美しさに集中し、深く感じる 」というライフスタイルを伝えることに力を注ぐ。台湾の伝統的な工芸文化と製造技術を変革し、ミニマリズムの美学を追求する。

 <鬧事設計>NOW 4 DESIGN CO., LTD 鬧事設計

伝統的な技術と現代工芸を融合する新しいタイプの書道具ブランド。書道具をシンプルにし、従来の収納方法を見直すことで書道具を変革し、人々に心地よい書道体験を提供する。 

<HAPPYMT>尚祥國際有限公司|ALVIN LEE CO., LTD 

ペンとインクから始まったカスタマイズをブランドコアとする文具ブランド。現在はノートやシーリングワックスなど3シリーズを揃え、独自性に満ちた製品を提供する。

<本·冶鐵 Hon Casting>Hon Studio|本製所工作室 

職人精神を重視し、台湾の伝統的な鋳造技術を長年にわたり守り続け、鋳鉄本来の落ち着いた質感と細やかな美学を組み合わせた独特で実用的な生活雑貨を作り出す。また、独自の半オーダーメイドサービスにより、耐久性に優れた高品質な家庭用品を提供する。

<Studio Smoll>思謀研器有限公司|Studio Smoll Co., Ltd.

針や接着剤を使用せず自分で組立てることができる特許を取得したデザインの革製品。修理やリサイクルが可能で、DIYキットや映像により、ものづくりの楽しさを提供。持続可能性と革新的デザインが評価され、iF Design賞等受賞。

<海漂計畫|Entadar>海漂計畫有限公司|Entadar Ltd.
台湾で設計 ・開発された軽量のPPU (Prepolymer Polyurethane ) レザーで作られた環境に優しく防水性のあるバッグ。 都会のアウトドアライフスタイルなど、様々なニーズに対応することができる。

<Hibāng>好說設計有限公司
Hibāngとは、台湾語で「漁網」と「希望」の二つの意味を持つ、持続可能な品質の生活を提供するブランド。台湾人向けに設計された「 友漁循環眼鏡 」というアイウェアは、 廃棄された漁網を再利用した素材を使用し、海洋廃棄物の削減に貢献する。また眼鏡を回収し、新しい材料に再利用して製品を作り上げるための割引交換プログラムも実施する。

<軟水泥生活實驗室>CELEMENT LAB TRIPLELIVING CO., LTD|叁個股份有限公司 

独自開発した素材であるCELEMENTを使用し、視覚や触覚の固定概念を覆し、ユニークで実用的なデザインを探求する。家具、文房具、ハ ンドメイドアクセサリー、ハンドメイドソープシリーズなどの製品がラインナップにある。

<賽先生科學工廠|Mr.Sci SCIENCE INT'L CO.,LTD. >

科学をテー マにしたギフトを専門に設計・販売する。独自のデザインチームを有し、台湾の有力ライフスタイルショップ、誠品書店に4店舗を展開。オリジナル商品はアメ リカ、イギリス、フランスなど欧州でも販売され、日本での販売経験もある。商品は生活用品、アクセサリー、置物など100 種類以上にわたる。

  • 『台北創意生活館(TAIPEI corners)』出展概要

名称:国際デザイン製品展「DESIGN TOKYO」

会期:2023年7月19日~21日 10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)

会場:東京ビッグサイト(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)

   台北創意生活館(TAIPEI corners)出展スペース:東5ホール ブース番号:L14-6

入場料:無料

出展ブランド:no.30、綠藤生機|Greenvines、Mordeco、物 WOO Collective、鬧事設計、HAPPYMT、本·冶鐵 Hon Casting、Studio Smoll、海漂計畫|Entadar、Hibāng、軟水泥生活實驗室、賽先生科學工廠

指導:台北市政府文化局 主催:財団法人台北市文化基金会

実行:台北市文化創意產業扶植計画、松山文創園区

台北市文化創意產業扶植計画 WEB:https://www.taipeicdd.taipei

松山文創園区SCCP Taipei  

Facebook:https://www.facebook.com/SCCPTaipei

Instagram:https://www.instagram.com/song_shan_cultural_park

台北創意生活館(TAIPEI corners):台北市文化局と松山文創園區による台北市文化創意産業支援プロジェクトのひとつで海外での展示会を総称します。

DESIGN TOKYO-国際デザイン製品展:RX Japan株式会社が主催する最先端のデザイン製品が一堂に出展する大規模商談展。世界から東京、東京から世界へ。世界中から1年に1度、”売れるデザイン”を発信し続けています。

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