時代を超え育まれてきた工芸。そのものづくりには風土が放つ匂いや、人々の営みの中にある知恵、祈りや祭礼の中で生まれた文化が共に生きています。自然の中に素材を見つけ、技術と感性を手から手へと繋ぎ、次の時代へと継承する。そんな人とモノとの関係を京都では様々な土地で続けてきました。KYOTO KOUGEI WEEKでは、京都府域で行われている次世代に繋いでいきたいものづくりやプロジェクト、それらに関わる人たちと協働し、多様なプロジェクトを行なってきました。「Land of KOUGEI」では、これまでのプロジェクトを紹介していきます。工芸を伝えていくために交わされた多くの言葉や、工芸を通じて新たな時代のライフスタイルを創造していく活動など、未来を形作っていくヒントを探しにきてください。
KYOTO KOUGEI WEEK EXHIBITION
「Land of KOUGEI」
会期:2022年3月1日(火)~3月14日(月)
9:00 – 17:00(入場は16:30まで)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
(京都市左京区岡崎成勝寺町 9-1みやこめっせ B1F)
入場:無料
主催:「KYOTO KOUGEI WEEK」実行委員会
共催:京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)
協力:京都精華大学伝統産業イノベーションセンター
一般社団法人パースペクティブ
KYOTO CRAFTS MAGAZINE
令和3年度 文化庁国際文化芸術発信拠点形成事業
※今後の社会状況によっては、開催内容を変更する場合がございます。
- 「未来志向の工芸」をテーマにこれまでのプロジェクトをさまざまな切り口で紹介する展示
KYOTO KOUGEI WEEKのテーマでもある「未来志向の工芸」をもとに、各プロジェクトが掲げる「サスティナビリティ」や「ものづくりの生態系」などのキーワードによって展示を構成し、各プロジェクトに関わった人々の想いや未来のものづくりへのメッセージを伝えます。
|展示プロジェクト|
「We – 工芸から覗く未来」「Things – 工芸から覗く未来」「Tangible/Intangible – 工芸から覗く未来」
京都精華大学伝統産業イノベーションセンターと2019年から共同で開催しているシンポジウムです。環境、工芸性、持続可能、流通など、工芸とその周辺にある様々な課題について対話を重ねています。今回は開催時のダイジェスト映像と、語られた言葉の展示を行います。
https://dento.kyoto-seika.ac.jp
Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE
2018年からホテル カンラ 京都を会場に開催している工芸の展示会です。多様な工芸の産地である京都で、作り手が直接自分たちのものづくりを語る場づくりを行っています。本展では、ものづくりの周辺にある活動や営みに焦点をあて、「NEW WeAVE NEW TANGO」「黒谷和紙」「木と暮らすデザインKYOTO」の3つのプロジェクトをDIALOGUEによるキュレーションでご紹介します。
http://dialoguekyoto.com
NEW WeAVE NEW TANGO
黒谷和紙
木と暮らすデザインKYOTO
FROM TO|工藝の森
一般社団法人パースペクティブと協働し、取り組んでいるプロジェクト。「サーフィンから工芸へ」と題し、2019年に木製サーフボードの世界的なシェーパーであるトム・ウェグナー氏を招いて開催したプロジェクトを起点に、京都市・京北で始まった「工藝の森」づくりと、それらの活動を通じ生まれている有機的な繋がりを展示します。
https://www.forest-of-craft.jp
京都職人工房
京都の伝統産業をはじめとする地域産業の担い手たちが、次のステップを踏み出すためのプラットフォームです。
専門家による商品開発やブランド創出の支援をはじめ、地域や業種を超えた作り手との交流やマッチングを促進し、「集い」「作り」「伝える」力を磨く場づくりを行ってきました。
今年で活動10年目を迎えた「京都職人工房」のこれまでの歩みをまとめたドキュメントブックを配布します。
https://kyoto-craftsmanstudio.com
おうさきるさ(KYOTO CRAFTS MAGAZINE)
「おうさきるさ」とは、行ったり来たり、会ったり離れたりする様を表した日本の古いことばです。 工芸や京都を取り巻く界隈から、あれこれ思うことや情報の往来を誌面にしたKYOTO KOUGEI WEEK MAGAZINEです。
これまで発行した4号をまとめた合併号を発行し、配布します。
https://www.kougeimagazine.com
- KYOTO KOUGEI WEEKとは
「KYOTO KOUGEI WEEK」は京都に集まった世界中の人々が、「伝統文化」や「手仕事の技」「販路・流通」などを議論し、相互交流を深めることを目的とした複合的なプロジェクトです。2019年にスタートし、今年度3年目を迎えます。
今年も2022年3月1日〜14日のウィーク期間を中心に、「KOUGEI」にまつわるシンポジウムや展覧会、ホテルの客室を展示空間とする展示販売会などのプログラムを開催いたします。また、上海の「KYOTO HOUSE」を拠点とする京都の職人たちの中国マーケットへ向けた販路開拓支援や、若手職人を育成するプラットフォーム「京都職人工房」など、年間を通して作り手のサポートを行っています。
https://kougeiweek.kyoto
|2021年度公式プログラム|
・シンポジウム「Tangible/Intangible – 工芸から覗く未来」 https://kougeiweek.kyoto/article/tangible_intangible
・Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE https://dialoguekyoto.com
・京都職人工房 https://kyoto-craftsmanstudio.com
・KYOTO HOUSE https://kougeiweek.kyoto/house
・おうさきるさ(KYOTO CRAFTS MAGAZINE) https://www.kougeimagazine.com
- 京都伝統産業ミュージアムをメイン会場に「CRAFT POINT KYOTO」も開催中
KYOTO KOUGEI WEEK EXHIBITION「Land of KOUGEI」は、京都伝統産業ミュージアムをメイン会場に行われている「CRAFT POINT KYOTO」に参加しています!毎週末開催の伝統産業の作り手によるマルシェ「CRAFT POINT KYOTO KIOSK」や、若手の職人たちによる実演や商品展示を楽しめる「職人たちのマーチ」など、3月末までさまざまなイベントを開催いたします。また、⼯芸品を扱うショップやギャラリー、制作体験やオープンファクトリーを実施する⼯房など、ものづくりや工芸を体感したり、購⼊できる⼯芸スポットを紹介する「京都工芸地図」を無料配布しておりますので、地図を片手に京都の街歩きもお楽しみください。
「CRAFT POINT KYOTO」
会期:2022年2月19日(土)~3月31日(木)
メイン会場:京都伝統産業ミュージアム
(京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせB1F)
※イベントごとに会場が異なりますので、詳細はWEBサイト(https://kmtc.jp/cpk)をご確認ください
主催:京都市・京都伝統産業ミュージアム(株式会社京都産業振興センター)
共催:「伝統産業の日」実行委員会
協力:KYOTO KOUGEI WEEK
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