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NEWS RELEASE  令和4年度「第42回伝統文化ポーラ賞」受賞者決定!!

 

 

NEWS RELEASE
令和4年7月

令和4年度42回伝統文化ポーラ賞』が決定
無形の伝統文化の発展に貢献された工芸・芸能分野の8件が受賞

公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団 (理事長 小西尚子)は、事業の一環である『伝統文化ポーラ賞』の令和4年度各受賞者を決定しました。今年は優秀賞2件、奨励賞1件、地域賞5件の合計8件を表彰します。
伝統文化ポーラ賞は、伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事など、無形の伝統文化の分野で貢献され、今後も活躍が期待される個人・団体に対し、更なる活躍と業績の向上を奨励することを目的としており、今年度で42回目を迎えます。今年度の優秀賞は、木工芸作家の川口 清三氏、歌舞伎鬘製作の川口 清次氏に授与されます。
また、無形文化財の魅力を多くの方々に体感してもらえるよう、本年度の受賞者に焦点を当てた受賞者記念展「Birth~それぞれの始まり~」を12月10日(土)から12月18日(日)まで「ポーラ ミュージアムアネックス」にて開催いたします。詳細は後日、改めて発表いたします。

弊財団は無形の伝統文化を次世代に継承すべく、これからも永く振興を続けてまいります。
 

優秀賞:川口清三優秀賞:川口清三

 

 

地域賞:秋田市太平山谷番楽保存会地域賞:秋田市太平山谷番楽保存会

■令和4年度「第42回伝統文化ポーラ賞」受賞者・受賞団体

 

表彰内容
1)優秀賞 賞牌・賞状・副賞(100万円)
永年努力精進され、優れた業績を残して今後とも一層の業績を挙げることが期待でき、後進の指導・育成においても継続的に努力し実績をあげている個人または団体。
2)奨励賞 賞状・副賞(50万円)
将来に向けて、大きな業績を挙げ、成長の可能性が期待できる比較的若い個人または団体。
3)地域賞 賞状・副賞(50万円)
地域において永年地道に努力され、優れた業績を残して今後も継続・発展が期待でき、後進の指導・育成にも努めている個人または団体。

■ポーラ伝統文化振興財団について
「本当の美しさは、内面の美や心の豊かさを伴ってこそ初めて実現する」という想いの下、豊かな社会と文化の向上に寄与すべく、1979年に設立。日本の優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事などの無形の文化財を対象に、保存・伝承・振興の活動を行っている。

【ポーラ賞・ご取材に関するお問い合わせ先】
公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団事務局 鈴木 (c_suzuki@polaculture.or.jp)
〒141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10ポーラ第2五反田ビル 3階
TEL 03-3494-7653/ FAX 03-3494-7597
10時~17時 (土日祝除く)
HP:https://www.polaculture.or.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCqoBFBt6U8EV1Egj-PH-LbQ/
Facebook:https://www.facebook.com/polaculture/

●優秀賞:川口 清三「木工芸の制作・伝承」
 
受賞内容について

令和4年制作風景令和4年制作風景

森林を豊富に有する日本では建築や家具、生活用具、工芸品などをつくるための素材として古くから木材が用いられてきました。木工芸の伝統技法には、刳物(くりもの)、挽物(ひきもの)、曲物(まげもの)、指物(さしの)、結物(ゆいもの)などがあります。なかでも歴史的にもっとも古い「刳物」は、鑿(のみ)や鉋(かんな)を用いて木の塊を刳り出す手法で、複雑な曲線や丸みのある形を自在に削り出すことで、盆、皿、鉢、箱などがつくられます。木工芸は技術的・芸術的にも優れた日本独自の工芸として発展しており、木工作家たちによる多彩な作品が生み出されてきました。

受賞のポイント
実用的な工芸品でありながら彫刻作品ともいえる斬新な造形力が高い評価を受けています。
木地の木目の美しさを引き立たせる精確な技をもち、独自の木工芸の世界を追求していることなどが評価され、今回の受賞となりました。
 

 

欅拭漆鉢(第65回日本工芸展 日本工芸会保持者賞受賞)欅拭漆鉢(第65回日本工芸展 日本工芸会保持者賞受賞)

作品紹介
《欅拭漆鉢》(けやきふきうるしはち)
(平成30年第65回日本伝統工芸展出品、日本工芸会保持者賞受賞)
欅がもつ重厚感を生かし、柔らかい曲線をもちながらも均整のとれた造形として表現された作品。拭き漆を十数回繰り返すことで表出された美しい木目と深みのある色調からは、熟練した木工技術がうかがえます。

川口 清三 (かわぐち せいぞう)プロフィール
昭和37年、愛知県名古屋市生まれ。愛知県教育大学美術科を卒業後、刈谷市の指物師のもとで修行を積む。
29歳から日本伝統工芸展に出品を続け、多数の受賞歴をもつ。平成30年、公益社団法人日本工芸会東海支部の総務委員長に就任。令和3年「第18回伝統工芸木竹展」では文部科学大臣賞受賞。精力的な創作を続けながら、漆芸・木竹工部会の後継者育成と木工芸の普及活動にも尽力している。

●優秀賞:川口 清次 「歌舞伎鬘の製作

■受賞内容について

制作風景制作風景

川口清次氏は、鬘師としての高度な技術を保持し、かつ豊富な経験を有することから、著名な歌舞伎俳優や歌舞伎床山など、関係者から厚い信頼が寄せられます。その都度役者に合わせて調整するきめ細やかな仕事で、月に約30〜40人もの役者の鬘合わせを手掛けます。令和2年10月には、重要無形文化財「歌舞伎」の伝承を支えるうえで、保存の措置を講ずる必要があるものとして、文化庁によって「選定保存技術」の保持者に認定されました。

■受賞のポイント
役者を支える鬘製作。表舞台で活躍する方だけではなく、「舞台を支える方々を応援する」、というのが弊財団の設立趣意であり、今回初心に立ち返った形になります。後進の指導・育成にも精力的に取り組む川口氏は、令和2年10月に選定保存技術保持者に認定されたことを受け、令和3年度より、国庫補助事業として、後進の指導・育成を実施。同年5月から3月にかけて、毎月2〜3回、製作の全工程の研修を実施し、技術の継承に尽力します。現状では鬘製作を行える人が少なく、継承が急務となっているため、全工程を担える伝承者の指導・育成に取り組んでいる点等も評価されました。
 

勧進帳 弁慶勧進帳 弁慶

芸能の紹介
台金の製作、鬘合わせ、植毛といった鬘製作の工程に精通し、特に鬘合わせを担当できる鬘師はごく少数に限られす。公演期間中にも微調整を行うなど、繊細な技が要求されます。

 

川口 清次 (かわぐち せいじ)プロフィール
昭和53年に小林演劇かつら株式会社に入社後、現在に至るまで40年以上の長きにわたり、鬘師として、歌舞伎の舞台を支え続ける。現在は、歌舞伎鬘製作の9割を担う東京演劇かつら株式会社の代表取締役を務める傍ら、鬘師としても第一線で製作に従事。東京演劇かつら株式会社では、9名の研修者に対し勉強会を行い、自らも指導に尽力する。

●奨励賞佐藤 典克白磁の制作・伝承

■受賞内容について

制作風景制作風景

白い素地に透明の釉薬をかけて高温で焼き上げたものを「白磁」と呼びます。白磁の起源は6世紀、南北朝時代の中国に遡るとされ、日本には朝鮮半島から渡来した陶工によって17世紀初頭にその製法が伝えられたとされます。
後に有田の泉山(佐賀県)で良質な白磁石が発見されたことから磁器の量産が始まり、絵付けを施した色絵磁器もつくられるようになりました。
明治以降には白磁の美を追求する陶芸家たちが現れます。清時代の磁器から影響を受けつつも浮き彫りによって文様を施すなど、白磁特有の優れた作品がつくられました。

                
                ■受賞のポイント

縒舟(第60回東日本伝統工芸展)縒舟(第60回東日本伝統工芸展)

伝統的な陶芸技法を受け継ぎながら新たな表現を追求し続けることで独自の作風を生み出しています。白磁に留まらず、色絵や漆、金箔などを用いた表現に取り組むなど、変化と深化を繰り返す佐藤氏の更なる活躍が期待れ、今回の受賞となりました。

■作品紹介
《縒舟》(よりふね)
(令和2年第60回東日本伝統工芸展出品、奨励賞受賞)
表面に施された凹凸による細やかな縞文様が印象的な作品。轆轤挽きした素地を手削りで成形・素焼きした後、磁器土と釉薬を混ぜた泥状のものを刷毛で塗り重ねることで、深みのある「白」をつくり出しています。

佐藤 典克 (さとう のりかつ)プロフィール
昭和49年、岐阜県羽島市生まれ。東京藝術大学美術学部および大学院にて陶芸を学び神奈川県相模原市に築窯し、陶芸作家として作品発表を開始。平成25年、「第1回陶美展(日本陶芸美術協会)」にて奨励賞受賞のほか、多数の受賞・入選歴をもつ。山口県立萩美術館・浦上記念館、茨城県陶芸美術館、ファエンツァ国際陶芸美術館(イタリア)などに作品が収蔵。令和2年、「第60回東日本伝統工芸展」で奨励賞受賞。公益社団法人日本工芸会や公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団が主催する子どもを対象とした陶芸ワークショップで指導を務めるなど、次世代にも陶芸の認知を広める活動を精力的に行っている。

●地域秋田市太平山谷番楽保存会太平山谷番楽の保存・伝承

■受賞内容について
日本海に面した秋田県・山形県に伝承されている神楽を番楽と呼びます。太平山谷番楽は、太平山の山岳信仰に密接に関係する芸能で、中世末期から近世初頭にかけて、修験者(修験道の修行者、山伏)が伝えたといわれています。生面神社(せいめんじんじゃ)の御神体である「お面」を用いて演じられ、所作にも古い時代の要素が多く残るとされています。かつては表裏24番の演目があったといいますが、現在は「露払い」「三番叟」「神舞」「五条橋」の四演目が継承されています。

令和3年「五条橋」牛若の演技令和3年「五条橋」牛若の演技

■受賞のポイント
この芸能は、特に子どもたちが精力的に継承活動を行っている点が特徴です。さらに「親の会」が基盤となって芸能を支えるほか、移り住んできた人たちも芸能の伝承に協力します。地域、世代を超えた「絆」が、この芸能の魅力といえるでしょう。また、文化財にも指定されている貴重な「お面」を使用し、その技を後世に受け継いでいる点等が評価され、今回の受賞となりました。

芸能の紹介
昭和42年3月に秋田市指定無形民俗文化財に指定されました。児童数の減少により、一時は存亡の危機にあったものの、太平小学校・中学校の生徒たちが受け継ぎ、高校生、大学生、社会人を含む保存会のメンバーが指導者として参加し、保存会が一団となって練習に励んでいます。
 

平成23年番楽閉校式記念撮影平成23年番楽閉校式記念撮影

秋田市太平山谷番楽保存会
(あきたしたいへいやまやばんがくほぞんかい)プロフィール
平成元年7月、秋田市制100周年記念式典において特別表彰。平成26年10月13日
、国民文化祭あきた2014「小学校文化フェスティバル」において番楽を披露。平成7年6月には「ヒューマンシティあきた賞」、平成31年4月に「けやき賞」(秋田市の文化を育てる市民の会)を受賞した他、多数のイベントにも出演してる。

●地域賞大子那須楮保存会「大子那須楮の生産・加工」

■受賞内容について
茨城県大子町では、水はけの良い斜面地と一年を通じて昼夜の寒暖差が大きい気候などを生かして古くから楮が栽培されてきました。江戸時代には水戸藩二代目藩主・徳川光圀によって楮の植栽が奨励され、地域の特産品へと発展。栃木県那須地域の問屋を通じて全国に流通していたことなどから「那須楮」と呼ばれ取引されるようになりました。

加工風景加工風景

大子産の楮は繊維が細く緻密であるため、絹のような光沢のある上質な和紙に仕上がります。こうした品質の良さからも、岐阜県美濃市の「本美濃紙」や福井県越前市の「越前和紙」の原料としても使われており、伝統的な「手漉き和紙」の生産になくてはならない素材となっています。楮の育成と加工は手作業で行われます。加工工程のなかでも、楮を蒸した後、一本一本を専用の小刀を使い表皮(黒皮と甘皮)を取り除く作業には、熟練した技術を要します。

■受賞のポイント
大子那須楮は、国指定重要無形文化財である本美濃紙をはじめとする伝統的な和紙づくりにとって必要不可欠な素材です。また、和紙は様々な文化財修復にも使用されることから、伝統産業と文化財保存を支える重要な役割を担っています。
令和2年には生産技術が大子町無形文化財に指定。伝統を受け継ぎながら、地場産業としての更なる発展と地域活性化にも繋がる活動などが評価され、今回の受賞となりました。

 

大子那須楮保存会会長 齋藤邦彦大子那須楮保存会会長 齋藤邦彦

大子那須楮保存会 (だいごなすこうぞほぞんかい)プロフィール
「大子那須楮保存会」は、楮の生産と加工技術の伝承、楮生産農家の連携などを目的として平成28年に設立。楮の苗木づくり・栽培育成と加工を行うとともに、新たな技術者の育成にも力を注いでいる。保存会の設立を機に大子町で生産する楮を「大子那須楮」に名称統一。近年では楮の刈り取りや表皮取り体験会の実施、和紙産地からの紙
漉き職人の研修受け入れなど、普及活動を含めた幅広い取り組みを行っている。

●地域賞下間久里獅子舞連中下間久里獅子舞の保存・継承

受賞内容について
下間久里獅子舞は、越谷市下間久里の香取神社において、毎年7月第3日曜日に行われる獅子舞です。太夫獅子・中獅子・女獅子が登場する、いわゆる三匹獅子舞の典型的な形式であり、演者は揃いの衣装で袴をはき、腹部に太鼓をつけ、3頭一組になって舞います。また、獅子に太夫や花笠、笛吹きなど、総勢30人程が付き添い、地区内の各家々をまわり、悪疫退散・家内安全・無病息災・五穀豊穣などを祈念して芸を披露する点も特徴的です。

神社奉納舞神社奉納舞

受賞のポイント

元禄年間(1688〜1704)に伝来したとされるこの芸能は、埼玉県東部に伝わる三匹獅子舞の典型例であり、春日部市や千葉県野田市に伝わる獅子舞は下間久里から伝授されたといいます。このような歴史的価値に加え、小学校での積極的な伝承活動等も高く評価されました。

 

太夫獅子太夫獅子

 

芸能の紹介
東日本を中心に各地に伝わる「三匹獅子舞」(風流獅子舞)の系統の芸能です。太夫獅子の角には「雨下(あめがした)無双角兵衛流」(つまり「天下一」)と刻まれています。

 

 

下間久里獅子舞連中(しもまくりししまいれんちゅう)プロフィール
年間30回程度の稽古日を設け活動するほか、地元の越谷市立桜井南小学校獅子舞クラブの指導にあたり、芸能の保持と継承者の育成に努めている。演目には「海道下り」「津島」「地固」「とんび」「ぼっこみ」などがある。祭礼当日は、神社で舞を奉納したのち、集落を廻り、集落の境界での「辻切り」によって終了するというように、古い習俗がよく残っている。

 

 

●地域賞:木戸口 武夫研炭の製造・伝承

受賞内容について
木炭は、古くから燃料として使われるだけでなく漆芸品や金工品の制作に欠かせない研磨道具として用いられてきました。こうした木炭を「研炭(とぎすみ)」といい、現在は、駿河炭(するがずみ)、朴炭(ほおずみ)、呂色炭(ろいろずみ)、椿炭(つばきずみ)の四種類が研炭として使われています。

炭出し炭出し

駿河炭の原料であるアブラギリは、トクダイグサ科の落葉高木で、種子から油が取れることからも、日本では戦前から戦後にかけて盛んに植林されました。明治10年頃、駿河漆器の生産業者によってアブラギリからの研炭製造がはじまった後に広く使用されるようになったことから「駿河炭」と呼ばれるようになりました。大正時代以降は静岡県での製造は衰退しましたが、原木が豊富にあった福井県や石川県で製造されるようになりました。四種類の研炭は、原木・製法・研磨用途が異なります。この四種すべての製造技術を継承しているのが木戸口武夫氏です。
 

日本油桐伐採日本油桐伐採

■受賞のポイント
現在、研炭製造の伝統技術を受け継ぐ唯一の技術者。漆芸品の制作では、漆を重ね塗りしていく工程において塗りムラをなくすために研炭を用いて表面を磨きます。
研炭は漆芸や金工などの伝統工芸を支える必要不可欠なものであり、木戸口氏の製造する研炭は非常に良質であることからも職人たちから高い評価を得ています。日々の研究と技術練磨にも励みながら、研炭とその製造技術を後世に伝えるべく、炭焼き体験の実施や研修生の受け入れを行うなど、後進の育成なども高く評価されて、今回の受賞となりました。

木戸口 武夫 (きどぐち たけお)プロフィール
昭和34年、石川県白峰村(現 白山市)生まれ。平成6年に駿河炭の製造技術者であった福井県名田庄村(現 おおい町)の東浅太郎氏(選定保存技術保持者)に師事し、研炭の製造技術を習得。平成7年、東氏とともに名田庄総合木炭生産組合を設立後、独立して名田庄総合木炭を立ち上げる。平成29年、「現代の名工(卓越技能者)」に表彰されたほか、平成30年には黄綬褒章を受章。

 
●地域賞御松囃子御能保存会御松囃子御能の保存・伝承

受賞内容について

平成29年 笹の舞平成29年 笹の舞

「御松囃子御能」は、毎年10月13日、菊池神社の秋季大祭で奉納される、囃子にのせた厳かで優雅な舞です。当日は御松囃子御能の他、能の仕舞や狂言、子どもを演者とした狂言小舞も奉納されます。松囃子とは、もともとは神の依代(よりしろ)としての松を家に迎えることで、祝儀の芸能となっていきましたが、この芸能は、地域に根づいた松囃子として貴重な芸能です。平成10年には、「菊池の松囃子」として国指定重要無形民俗文化財に指定されました。

受賞のポイント
猿楽や能の謡初(うたいぞ)めに演じられる「松囃子」の系統であると考えられることから、能の古い形を民俗芸能として伝えている点が魅力の一つです。

保存会は、地域で広く会員を募集しているほか、狂言方は小学校の総合学習やクラブ活動にも積極的に取り組んでいます。この活動により、子どもも大人も芸能に参加しており、地域一帯で守り、伝えてきた点が評価され、今回の受賞となりました。

平成29年狂言「貰婿」平成29年狂言「貰婿」

芸能の紹介
『菊池松囃子起原書』(1757)によれば、正月の祝言(しゅうげん)として始まったものであるとされ、今日まで伝わっている詞章(歌詞)に基づくと、室町時代まで遡ることも考えられます。能の歴史的変遷について考える上でも貴重な芸能といえます。
 

 

御松囃子御能保存会

 

(おんまつばやしおのうほぞんかい)プロフィール
保存会は舞人・囃子方・地方・狂言方で構成される。
御松囃子御能については奉納前に数回練習を行うほか、能の仕舞や謡、狂言については日常的に練習に励む。
平成28年1月には、東京国立能楽堂の企画公演「松囃子―祝祷芸の様々―」に出演するなど、熊本県外でも幅広い活動を展開している。平成30年には、発足50年の長きにわたる継承活動や、小学校での指導などの取り組みが評価され、一般財団法人熊本公徳会「公徳賞」を受賞。

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