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福祉と伝統工芸のあたらしいものづくりの可能性を探る「ニュートラ展 in 京都」、12月15日から京都伝統産業ミュージアム(みやこめっせ地下)にて開催

京都伝統産業ミュージアム(所在地:京都市左京区 運営:株式会社京都産業振興センター)では、12月15日(木)より「ニュートラ展 in 京都 福祉と伝統のものづくりの可能性」を開催いたします。
NEW TRADITIONAL(ニュートラ)は、福祉の視点を取り入れた伝統工芸のあたらしいものづくりの可能性を探り、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。当展ではニュートラの実験と実践を、障害のある人が製作に携わった作品の展示をとおして紹介してまいります。会期中はスタッフによるギャラリーツアーに加え、5つの体験プログラムと、3つの講座が開催されます。

  • 「ニュートラ展 in 京都 福祉と伝統のものづくりの可能性」開催概要

開催期間|2022年12月15日(木)~12月25日(日)
開催時間|9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場|京都伝統産業ミュージアム 企画展示室(京都市左京区岡崎成勝寺町9‐1 みやこめっせ地下1階)
料金|入場無料
展示内容|
・NEW DANTSU(山形)
・CLAY WORKS(常滑・奈良)
・和紙という銀河から届く光(鳥取)
・春日大社境内の杉(奈良)
・たたいて みがいて つくる木の仕事シリーズ(奈良)
・Good Job!のはりこ(奈良)
・OKAIKOSAN(奈良)
・こけしと棒人形(奈良)
・竹工芸(京都)
・Precious Plastics(京都・奈良)
・SFRN(名古屋)ほか
主催|一般財団法人たんぽぽの家
共催|株式会社京都産業振興センター(京都伝統産業ミュージアム)
協力|社会福祉法人わたぼうしの会
助成|日本財団 「障害のある人の表現と伝統工芸の発展と仕事づくり」
お問合せ|
一般財団法人 たんぽぽの家
TEL: 0742-43-7055
FAX:0742-49-5501
メール:nt@popo.or.jp

 

 

  • 「ニュートラの学校」体験プログラム

会期中、会場内にて5つの参加型プログラムを実施します。
会場は「京都伝統産業ミュージアム 企画展示室内」となります。
参加費は当日会場にてお支払いください。
お申し込みはこちらから>https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1o5vF0eFz-mMq9it2vR_liYtigswDlz_6uNSR61cKzcwOGg/viewform

1「ニュートラ対話鑑賞」 12月16日(金)15:00~
展示されているものに実際に触れながら、見える人、見えない人、見えにくい人が言葉を交わして鑑賞します。
ニュートラを感覚や言葉を通して楽しみましょう。
・ナビゲーター:光島貴之(美術家・鍼灸師)
・参加費:500円
・定員:8名(うち視覚に障害ある人3名ほど)
・所要時間:約2時間

2「浮造りで磨く木のプレート」 12月17日(土)13:00〜
浮造り(うづくり)は、木材の表面を何度も磨いて木目に凹凸をつけ、年齢を浮かび上がらせる伝統的な木材の装飾方法です。
根気よく取り組んで美しいプレートに仕上げます。
・講師:たむちゃん&まっつん(Good Job!センター香芝)
・参加費:500円 *作ったものをお持ち帰りいただく場合は使用した木材の実費をお支払いください
・定員:8名
・所要時間:約1~2時間

3「自分のルーツから模様を考えるー棒人形とこけしのワークショップー」 12月18日(日)10:30〜
もともと赤ちゃんの玩具として親しまれたこけし。各地方に伝わるこけしの系譜から、その奥深さを学びます。
・講師:軸原ヨウスケ(デザイナー、COCHAE/ドンタク玩具社)
・参加費:500円(こけしの絵付け) *追加1,000円で棒人形の絵付けを体験いただけます
・定員:10名
・所要時間:約1時間30分

4「0GYM(ゼロジム)で身体感覚を捉え直す」 12月21日(水)13:00~
「はこぶ」「座る」といった当たり前の日常運動を“へんてこ”にすると、それは新しい身体トレーニングに変わります。
トレーニングスペース0GYMにて楽しく身体を動かし、自分の身体について学びましょう。
・講師:身体0ベース運用法(安藤隆一郎/京都市立芸術大学染織専攻講師)
・参加費:500円
・定員:5名
・対象:小学生以上
・所要時間:約2時間

5「クリスマス茶会」 12月24日(土)11:00〜(子どものみ)/13:00〜/15:00〜
この日のためにしつらえた空間で、お茶とお菓子を楽しみながらものを愛でたり、お話をしたりしませんか?
・監修:森野彰人(京都市立芸術大学教授/陶磁器)
・参加費:500円
・定員:各回8名
・所要時間:約1時間
*11:00~の参加者は子どもと保護者に限らせていただきます。
 

  • 「ニュートラの学校」講座

あわせて会期中、3つの講座が開かれます。
会場(京都伝統産業ミュージアム 企画展示室内)での受講だけでなく、オンライン受講も可能です。
事前申込制となっていますので、各講座ページからお申込みください。

1「福祉と玩具」 12月17日(土)18:00〜19:30

私たちの生活に長く受け継がれ、愛でられてきたもの。講師の軸原さんはそうしたものを発掘し、今に伝える製品をつくっています。郷土玩具や民藝の周辺にあるものたちと、福祉のものづくりの共通性やこれからのかかわりについて考えます。

・講師:軸原 ヨウスケ氏(デザイナー、COCHAE/ドンタク玩具社)
・受講料:会場受講料2,000円(うち学生5人/受講料500円)、オンライン受講料1,000円(学生無料)
・お申し込みはこちらから>https://kmtc.jp/event/2022/11/29/6171/

2「循環・再生と伝統」 12月20日(火)18:00〜19:30

京都北山の文化遺産を保全し、資源循環を目指す北山舎は、アーティストのアトリエからでる不要品や廃材を副産物とよび、そこから新たな価値を与える副産物産店。それぞれの活動をすすめる本間さん、矢津さんとともに、ものや地域の循環と未来のものづくりを考えます。

・講師:本間 智希氏(建築史家、北山舎代表)、矢津 吉隆氏(美術家・kumagusuku代表、副産物産店共同代表)
・受講料:会場受講料2,000円(うち学生5人/受講料500円)、オンライン受講料1,000円(学生無料)
・お申し込みはこちらから>https://kmtc.jp/event/2022/11/29/6169/

3「道具と伝承」 12月21日(水)18:00〜19:30

伝統のものづくりの課題として、つくり手となる職人の高齢化など担い手として技術を受け継ぐ人の現象があげられることがある。さらに、人だけではなく、社会や自然環境の変化などからものをつくるときに欠かすことができない道具や材料なども失われつつある現状がある。これに対し、道具や材料、それを使う人をどう補い、また新しくとらえなおすことができるのか、考えます。講師の塩瀬隆之さんは、コミュニケーションの観点から、職人の伝承技術の仕組みなど、 伝統工芸の情報継承などの研究にも取り組んでいます。ニュートラやさまざまなプロジェクトにアドバイスいただいている 頼もしい協力者です。ぜひご参加ください。

・講師:塩瀬 隆之氏(京都大学総合博物館)
・定員:会場受講25名(うち学生5名まで)、オンライン受講は定員なし
・受講料:会場受講2,000円(学生500円)、オンライン受講1,000円(学生無料)
・お申し込みはこちらから>https://kmtc.jp/event/2022/11/29/6168/

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