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日本ユニシス 日本一の漆器産地 山中漆器産地のDXを支援

2021年10月5日

 

日本ユニシス 日本一の漆器産地 山中漆器産地のDXを支援 ~ 山中漆器の新たな需要創出に向けたブランディング事業において、オンラインストアを開設 ~

日本ユニシスは、山中漆器産地の需要創出に向けたブランディング事業に参画し、DX推進を支援しています。このブランディング事業において、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響による企業や消費者の行動変容を踏まえ、山中漆器連合協同組合(石川県加賀市、理事長:竹中俊介)および株式会社インフォーズ(本社:東京都渋谷区、代表:菅野 哲)と、オンラインストアを10月から開設します。

オンラインストア画面イメージ

 

【背景】

山中漆器産地は、個社の販路開拓で日本一の生産高を維持してきましたが、国内消費減少とコロナ禍での海外販路開拓も厳しい状況にあります。このような中、山中漆器連合協同組合員が一丸となって、新たな需要創出に向けたブランディング事業に取り組んでいます。

日本ユニシスは、北國銀行が山中漆器産業生産性向上コンソーシアムに対する工程管理クラウドの導入を支援した2016年以降、山中漆器産地のDXを支援してきました。2019年には山中温泉と山中漆器のコラボレーションイベント「around」で観光体験アプリ「aroundなび」を提供し、2020年にはデジタル展示場を開設しています。

 

【山中漆器ブランディング事業について】

山中漆器ブランディング事業では、事業構造INOVATIONをプロジェクト範囲とし、山中漆器産地の継続的繁栄を目的に、山中塗ブランドの新たな顧客接点(デジタル&リアル)を開発しています。

「生活者が共感する独自販路を確立する」をゴールに据え、「伝統」を前進させる山中塗の存在意義を掲げており、プロダクト、サービス、コミュニケーションを3つの柱とした戦略を策定しています。

 

  

展示会での出展や取引先企業との商談(リアル)とオンライン展示会(デジタル)でBtoBチャネルは維持しつつ、BtoCにおいては、新たに設定したターゲット層であるミレニアム世代の行動特性を見据え、デジタルを活用したチャネルであるオンラインストアを新たに開設します。

 

【今後の展開】

山中漆器ブランディング事業は、経済産業省の伝統的工芸品産業支援補助金をベースに5か年の振興計画に基づいて推進しています。2021年度は、オンラインストアの開設、情報発信の準備(組合員向けのSNS勉強会)、産地共通プロダクト(商品)の開発、2022年度には、発信した産地情報に対して集まるさまざまな消費者からの情報や要望、意見を反映するための双方向性を高めるためのデジタルマーケティングなどを計画しています。

今後も日本ユニシスは、官公庁と地域の関係者とのコミュニケーションを図りながら、経済産業省はじめ、石川県や加賀市の補助金活用の支援、事業の全体のコーディネートを担っていきます。

 

関連リンク

山中塗オンラインストア https://yamanakashikki.com/onlinestore/

山中塗デジタル展示会   https://fair.yamanakashikki.com/

山中漆器連合協同組合   https://www.yamanakashikki.com/

株式会社インフォーズ   https://infours.co.jp/corporate/

※記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

 

※掲載の情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

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